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高校生(希望者)フィリピン研修旅行⑧
7月30日火曜日、フィリピン研修5日目。2泊3日のホームステイを終え、ナガを後にしました。朝7時半、アテネオデナガ高校にホストシスターと一緒に登校してきた生徒たちは中庭に集合。
中庭から見上げると、校舎には清心生見送りのために生徒たちが集まっていて、手を振っています。大勢の生徒たちに送られて、清心生たちは手を振りながらお別れの花道を通りました。
いよいよ、お別れの時が迫って、ホストシスターにも清心生にも泣いている子も見られました。アテネオから清心へ盾が送られ、また一人一人が交流プログラムの修了証をいただきました。修了証を手に最後の記念撮影。
盛大に歓迎して温かくもてなしてくださったアテネオデナガ高校に、感謝の気持ちでいっぱいです。
飛行機に乗って、ナガ空港からマニラへ。
本校が長く支援をしてきたチャイルドファンドジャパンのマニラ事務所を訪問し、お話を聞くことができました。スポンサーシップのプログラムについてだけでなく、ミンダナオ島マラウィの内戦を生き延びたスタッフの方の経験についても学び、明るく平和に見えるフィリピンで内紛が実際にあったことに衝撃を受けました。
この写真の背景になっている絵は、スポンサーシッププログラムで支援を受けている子どもが描いたものだそうです。
日本食の食堂で食事のあと、マニラ初日に泊まったホテルにチェックインしました。久しぶりのマニラのホテルに、生徒はほっとした気持ちになったとのこと。
夜はホテルの近くにお住まいの日本人駐在員家庭のお宅にお邪魔して、お話を聞きました。自分のキャリアについて考える機会にもなりました。
お宅を開放してくださり、またご自身の体験をシェアしてくださり、ご夫婦には感謝申し上げます。
この後、モールで買い物をして外に出ると、かなり激しい雨が降り注いでいました。雷も鳴っています。これが熱帯のスコール。しばらく小雨になるのを待ってから、ホテルへと歩きました。
7月31日水曜日、フィリピン研修6日目。帰国の日となりました。帰りたくない〜!という生徒の声も聞こえてくる中、2泊ほどお世話になったホテルの前で記念撮影。
飛行機乗り換えのため降り立った台北空港で、最後の振り返りミーティングを行いました。
広島空港到着が予定より少し遅れ、広島駅に着いたのは、夜10時半。6日前よりもたくましく成長しました。
(ここにいない二人は、空港にて保護者の皆様と合流。)
たくさんの人々の協力により、有意義な経験をさせていただきました。生徒の皆さんはこの研修で経験したことを消化して、今後の人生の糧にしていってほしいと思います。関心を持ち続けること、それが愛の人となることでもあります。
いろんなハプニングの中でも、神様に守られた旅でした。病院に運ばれるような病気や怪我もなく、みんな笑顔で帰国できたことに感謝します。この研修のためにお祈りいただき、ありがとうございました。