38期のさかもとすみよ（ペンネーム）（阪本純代）さんが『はばたいたフトン』（佼成出版）という絵本の絵の担当されましたので、ご紹介します。
「はばたいたフトン」は、サトシンさん作の絵本です。この絵本は、ユニークなストーリーと遊び心あふれる発想が特徴的で、子供から大人まで楽しめる作品です。

作者であるサトシンさん、絵を担当した、さかもとすみよさんからコメントをいただいているのでご紹介します。

サトシンさん「なかよしのおフトンや毛布がいる人、かつていた人、旅立ちの時をむかえた人、いろんな立場の方に読んでいただけましたら幸いです」

さかもとすみよさん「『しっとりとした見守りの愛』という意味で良いお話ですよね。また、その愛は『執着』にはならず、みっちゃんの自立を見守った後はフトンも次の世界へ羽ばたいていくというラストがよかったです。確かに大きな視点の愛ですよね。フトンとみっちゃんの関係は子育てと子離れに似ていると言う方もいらっしゃいましたが、子育てに限らず職場を退職するとか人生の節目を迎える人にも響くかもしれません。以前知人の編集者が『絵本は子ども向けではなく全年齢向け』と言っていた意味が少しわかるようになりました。」

サトシンさんの絵本は、親子で楽しむ読書の時間にピッタリで、声に出して読んで楽しむことが推奨される作品が多いです。サトシンさんは今回紹介した「はばたいたフトン」以外にも多くの面白い絵本を出しているので、ご興味がわいた方はぜひご覧ください。
また、さかもとすみよさんも自身のHPでかかわった作品について紹介されていますので、併せてご覧いただけると幸いです。