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中学図書委員会 広島学院との交流~パレスチナについて知る時間~
12月17日火曜日、本校図書館にて、広島学院中学校の図書委員の皆さんをお迎えして、本校中学図書委員たちと交流会を行いました。もともと夏に企画していたのですが、大雨のためにスケジュールが難しくなり、やっとこの度、この交流会が実現しました。
前半は、パレスチナの女性たちの支援を続けられてきたサラームの会の神垣校長補佐と水本敏子様に現地の様子をお話いただき、パレスチナを知る時間を持ちました。
そのときに、パレスチナの女性たちへのご挨拶・応援メッセージをつづった生徒たち作成のカードの一部がこちら。
後半は、広島学院の生徒たちが考えてくれたゲームをしました。初めは少しぎこちなかった生徒たちも、だんたんと打ち解けて、笑顔を見せながらゲームを楽しんでいたようです。同じカトリックの学校として、引き続きこのような交流のときを持っていけたらと思います。
広島学院のほうでも、以下のように詳細な報告をあげてくださっています。広島学院図書委員会
前半のお話に関して、以下、生徒たちからの感想です。
「今とても大変なことが起こっていると改めて知りました。自由の大切さを実感しました。」
「今回の講演で、現地の人々の生活を知り、遠くの国を近く感じることができました。」
「自分も現地には行けなくても、お二人のように人の役に立てるような人になりたいです。」
「日本のニュースではあまりとりあげられない現地の情勢を知り、自分でも調べてみようと思いました。周囲の人にも伝えようと思います。」
さらに、後日談です。
生徒たちのカードの画像を現地に送ったところ、以下のメッセージがパレスチナのイドナ村から届きました。
صباح الخير كل عام وانتم بالف خير شكرا على دعمكم وجهودكم معنا 🌺🌺🌺
これを訳してみたところ、以下の意味でした。
「おはよう あけましておめでとう ご支援とご尽力に感謝いたします 🌺🌺🌺」
生徒たちが慣れないアラビア語を書いてお送りしたその気持ちがパレスチナに届いたようです。
うれしいですね。イドナ村の皆さん、パレスチナの皆さんに平穏な暮らしが一日も早く戻りますように。心を込めて祈っています。