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お知らせNews
中1ボランティア学習「ブラインドウォーク」
2月6日木曜日、中1はボランティア学習として、ブラインドウォークの活動に取り組みました。2人1組になって、ひとりが目隠しをして、もうひとりが介助し声をかけたりしながら、校内を歩くというものです。異なる立場を体験し、ボランティア活動で大切なことを考えるようにと企画されました。
MJ係とNDA委員が始める前の説明をクラスごとに行ったり、校内めぐりのためのタイムキーパーをしたり、活躍しました。
ブラインドウォークが始まりました。
以下、実際に経験した生徒たちの声です。
「本当に自分がどこにいるか分からなくて不安だった。最後の方はフラフラした。」
「階段を下りるときに、手すりまで連れて行ってもらえると降りやすかった。」
「意外とサポートするのも難しいことが分かった。」
目隠しをして、白杖を実際に使いながら、点字ブロックを歩いたりもしました。
待ち時間は教室で、「クロックポジション」をしました。目隠しをした人に、時計の文字盤の数字の位置に例えて場所を伝えるワークが、クロックポジションです。今回はお菓子を模した消しゴムを皿から皿へ移しました。
活動後に学習記録を記入しました。以下、その抜粋です。
質問:「ボランティアって、何」という問いに対して、今のあなたならどう答えますか。
答え:
「相手を不安にさせないような声かけや行動をして、自己中心的にならないよう相手を手伝うこと。」
「助け合いの心だと思います。」
「できるだけ自分を相手におきかえて。相手に寄り添うこと。」
「有志が集まっていろいろな人を助けること。でもそれには、時には誰かの命がかかっているので、責任をもってやりとげなければいけないこと。」
質問:「今、自分ができそうなこと、してみたいことを考えてみましょう。」
答え:
「まずは周りを見て困っている人がいたら、他人任せにせず、見て見ぬふりをしないこと。」
「このあいだ、目が不自由な人がいらっしゃったのに、助けられなかったので、今度は助けます。」
「目の不自由な人が困らないように、点字ブロックの上を歩かず、自転車など通行の邪魔になるものは道のはしへ寄せようと思いました。」
「点字の勉強をしたりして、もっと障害をもっている人のことを知りたい。」
体験したことを、ぜひ実践に移していきましょう。