11月22日の校長日誌でも紹介していますが、11月23日（水）、広島の若者が主体となって平和のメッセージを発信する「Peace Night Hiroshima2022」というイベントが平和公園で催されました。広島市とPeace Night Hiroshima 2022実行委員会の主催によるこのイベントは、広島市の平和文化月間イベントの一つに位置づけられており、本校生徒も実行委員会の一員として参加しました。 実行委員会代表としてイベントの企画から運営まで関わった本校生徒の感想を紹介します。 「Peace Night Hiroshimaは、若者が平和への願いを発信するという目的で始まったイベントです。8月6日に行われる平和記念式典では、市長や知事、総理大臣などの宣言や子ども代表による平和への誓いはあるものの、その間の世代からのメッセージの発信はないように思います。近年の若者は様々なことに対する関心が低いとよく言われますが、確かにそうかもしれないと思うこともあります。連日報道されるウクライナの惨状を「映像」として捉え、77年前の原爆投下については「歴史」として受け止めているような風潮があると感じます。私自身色々なことを言い訳にして、能動的に学ぶことを怠っている部分もあります。 平和学習というとどうしても堅苦しいイメージになってしまいがちですが、無関心でいることがいちばんの罪だと私は思っています。 Peace Night Hiroshimaという一イベントを通して、平和な世界のあり方について「自分ごと」として捉える人が増えることを願って活動してきました。 イベントの様子は校外プログラム大全というサイトや広島市のホームページに掲載させていただいていますので、ぜひ一度でも見ていただけると嬉しいです！ 」