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73期 中1 国際理解学習
本日、中1はユニセフの事務局の方々をお招きし、国際理解学習を行いました。
学習の前半は「世界がもし100人の村だったら」のワークショップを実施します。
様々な単位で割り振られたカードを持った生徒たちは、同じグループの仲間を探します。
仲間が多い言語があったり、自分しかいない言語があったり、人口密度が高いところと低いところがあったり。
地球規模だと想像しにくいことも、100人という数字で考えると、想像しやすくなります。
また、富の分配について考えるとき、人数に対して富が溢れている地域がありました。
「どうすればいいですか?」と言う声かけに、生徒たちは自ら動きます。「余っていない?」「ここのチーム足りてないからあげる」という声が自然とでてきました。
平等に富を分配するためには、この方法しかない、そうわかると、ドキンとしてしまいます。
後半は、ユニセフが実際にどんな方法で世界に働きかけているか、どんな活動をしているのかを学びます。
蚊帳やビタミン剤、経口保水液をつくるための材料など、実際に支援している様々な物資を持ってきていただきました。実際に見て、ユニセフの方の話を聞くことで、今もどこかで困っている人がいるのだと、改めて感じます。
コロナ禍で世界が閉ざされている中、世界の様子に触れることが出来た、貴重な機会となりました。