12月と１月、高校図書委員は他校の図書委員の皆さんと交流する機会を持ちました。そのときの様子をご紹介します。 12月に行われたのは、広島県内の高校図書委員の合同研修会です。広島県立図書館で行われたため、まずは館内を見学させていただきました。最初に見学したのは書庫です。普段入れない場所の見学ができてワクワクしました。次に図書館のレイアウトや本の配置について職員の方の説明を聞きました。ぬいぐるみやフィギュアを置いたり、本棚にシールを貼ったりして、どこに何の分野の本が置いてあるかを分かりやすくする工夫がしてありました。また、宇宙に関する本は本棚の上の方に、魚に関する本は下の方にする視線誘導がされていました。清心の図書館でできるものは取り入れたいと思います。 見学後は、参加校ごとに図書委員会の活動の内容を発表し合いました。図書委員の様々な活動を知ることができ、大変参考になりました。 最後に水引のしおりを作りました。難しかったけれど綺麗にできたので、読書の度に使いたいです。 1月に行われたのは、「ほんトーク」です。オンラインで図書委員がおすすめの本を語り合う会で、清心は2回目の参加です。今回は企画してくださった清教学園高等学校、大阪府立水都国際高等学校の皆さんと本を介して交流しました。テーマは「自分の人生観に影響を与えた本」です。 私は今回、2回目の参加でしたが、前回と同様とてもアットホームな明るい雰囲気で、緊張することなく楽しむことができました。紹介された本が多種多様で、普段難しく感じている随筆やゲームの攻略本なども、紹介した人の熱意あるプレゼンを聞いてみると、とても面白そうだなと興味が湧きました。自分が本を紹介したときには皆さんがたくさんの質問をしてくれて、好きな本を共有できることはとても嬉しいことだなと実感しました。また、機会があればぜひ参加したいです。 通っている学校は違っても、「図書委員」という共通点でつながり、交流することで、楽しみながら他校の様子や活動を学ぶことができました。これらの経験を、今後の委員会活動に活かしていきたいと思います。