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Sr.Marieの講演会・東日本大震災祈りの集い
3月10日(金)、第5回テスト終了後、教科書販売、そして、午後1時半から「Sr.Marie Prefontaineによる講演会」、続けて「東日本大震災祈りの集い」(翌日が家庭学習日のため)が行われました。
アメリカのマサチューセッツ州からお越しくださったSr.Marieは、中1から高2までの5学年が3年ぶりに集まった講堂にて、「Global Migration」と題し、講演をしてくださいました。神学・宗教学の博士として、さまざまな機関で教えられながら、長年、移民・難民に関わる仕事をされているシスターは、穏やかにかつ、凜としたお姿で、難民問題に対する現状やメッセージを伝えてくださいました。
同時通訳は、卒業生の小松さん。講演者と心を通わせながらの流暢な日本語訳、そして、時にフランシスコ教皇からのメッセージや現場の状況の映像も盛り込まれ、創立者聖ジュリーの「Heart as wide as the world」 (この世界ほどに広い心を持って、多くの「よさ」を見つけてください。)という言葉と共に、考えさせられることばかりでした。
講演後の質問、生徒会長の挨拶、講演後の小グループでの質疑応答などからも、生徒たちは深く受けとめ、時に哲学的、現実的な命題を考えていたように思います。
講演後、高1の宗教・ミサ係が中心となり、「東日本大震災の祈りの集い」が行われました。生徒たちが一生懸命資料を作り、企画してくれることも大切に受けとめていきたいです。
Sr.Marieは、岡山の大学や倉敷・広島中高での講演、そして、広島・東広島の教会での活動に参加され、無事に帰国されたとのことです。本校では、「共に、東日本大震災の祈りを捧げたことがとても印象的」、また、最後に「Keep learning. Keep your passion.」(学び続け、情熱を持ち続けて…)というメッセージが印象的でした。お越しくださり、ありがとうございました。
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感謝と祈りのうちに