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写真:本

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今日の清心 2023.03.31

カト研旅行Part3

カトリック研究会では、3月19日(日)に今年度最後の日帰り研修旅行を実施しました。今年度の研修旅行は「趣のある教会」をテーマとし、過去2回の研修旅行ではカトリック呉教会(11月14日、15日ブログ)とカトリック東広島教会(2月20日ブログ)を訪問しています。最終回の今回は、昨年建堂70年を迎えたカトリック三篠教会に行きました。以下参加した生徒の感想です。 今年度最後の研修旅行として、カトリック三篠教会を訪問し、以前「聖ジュリーの日」に学校でもミサをあげていただいたことのある久保神父様によるミサにあずかりました。ミサの中のお説教では、神の子である私たちが愛し合う、すなわち隣人を愛することで、目には見えない神を愛することができるとたとえ話を用いて、私たちにわかりやすく説いてくださいました。また、お話の中でお話の中で、当たり前のことに感謝し、奇跡は日常の中にあると気づくことが回心につながると学びました。沢山の学びのある充実した一日でした。 高Ⅱ H.O ミサの後に参加した四旬節(復活祭に向けての準備期間)の黙想会が印象に残りました。久保神父様は子どもからもらった手紙のエピソードを交えつつ、何気ない挨拶や言葉の大切さをお話しされました。また、お話の中で「親は子どもに『大好きだよ』と言ってもらっても、子どもたち同士が争っていれば幸せではない。神様も一緒で、『神様を愛しています』と言われるより、人間が平和に暮らしている方が嬉しいのだ。」とおっしゃったことが心に残りました。改めて、すべての人が笑顔と挨拶を心がければ、平和な世界になるのだなと思いました。私も人との温かいつながりを大事にしようと思います。 高Ⅱ N.H ミサと黙想会以外にも、本校の卒業生の信者の方から教会の歴史についてもお話を伺いました。三篠教会の前身が原爆投下後、いち早くイエズス会のアルペ神父様と共に被爆者の救護を担われた煉獄援助修道会のシスター方の修道院であったことも教えていただきました。 歴史の重みと沢山の方々の祈りが感じられる三篠教会で信者の方々とご一緒させていただいたことを心から感謝しております。 私たちをあたたかく迎えてくださった三篠教会の皆さま、ありがとうございました。