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今日の清心 2023.09.12

読書の秋! 9月の図書館

朝晩の涼しさに、ようやく秋の気配が感じられる日々となってきました。読書にもぴったりの季節、9月の図書館の様子をお伝えします。

図書館入館後のすぐのコーナーには、ハンセン病に関する資料を並べています。これは国立ハンセン病療養所邑久光明園で、ソーシャルワーカーとして活躍されている34期の坂手悦子さんからご寄贈いただいた書籍に、関連資料を加えたもの。坂手さんは7月に、高校3年生を対象に講演もしてくださいました。この機会に、生徒の皆さんにはハンセン病に関心を持ち、悲しい差別の歴史を学んで欲しいと切に思います。ご寄贈いただいた書籍の一覧は、インスタグラムでご紹介する予定です。

絵本架にある展示スペースには、7月に行われた高校ビブリオバトル広島県大会で紹介された21冊の本を並べています。・・・が、現在多くの本が借りられているため、少し寂しいスペースとなっています。

さて、ここからは授業の様子をご紹介します。中1の宗教では、夏休みの宿題で一人ひとりが「美しいもの(こと)、善いもの(こと)」を見つけてきました。それをグループで持ち寄って、「私たちの見つけた美しいもの、善いものをオノマトペで表現しよう!」というテーマで模造紙にまとめていきます。きゅんきゅん、わくわく・・・どのオノマトペが自分たちの感じたことにふさわしいか、ときに本も参考にしながら、生徒たちは楽しそうに作業を進めています。

中1現代国語では、企業のSDGsに関する取り組みを調べ、Googleスライドでまとめるという授業を行っています。書籍やインターネットの情報を探りつつ、様々な企業の実践を改めて知っていく生徒たちです。最終的にはまとめた内容の発表をすることになっているので、しっかり準備をしましょうね。

最後にちょっとだけ、書架の端っこに登場した小さなコーナーをご紹介します。ここに並んでいるのは、は司書教諭が「読んで良かった!」と個人的に感じた本です。実はこれ、今後の授業と企画の伏線でもあります。その様子はいずれご紹介しますね。