９月１３日（水）、本校にて今年度皆様にお願いしているジュリー教育基金のための寄附について、お知らせいたします。

　これは、本校敷地内にある旧聖堂（通称「お聖堂（おみどう）」）と旧修道院なのですが、現在、建物の老朽化が進んでいます。

こちらはお聖堂の中の様子。

 

お聖堂の祭壇。

　本校は、19世紀初頭、女子教育を志す聖ジュリー・ビリアートが創立し、現在、世界約20ヶ国で教育活動を行うナミュールノートルダム修道女会によって1950年に設立されました。旧聖堂と旧修道院は、本校創設の原点でもあり、専門家より次のように高い評価を受けています。

・広島の戦後復興期を象徴する歴史的価値の高い建造物である
・建物内部は細部にわたって職人の手作業による魅力あふれる作りで、本校のアイデンティティ（キリスト教世界）を直接体感できるシンボル性の高い建物である

　この度、ナミュールノートルダム修道女会のご支援をいただき、旧聖堂については保存・耐震工事を実施できることとなりました。かつてシスターの皆さまがお住まいであった旧修道院の居住部分は、名残惜しくも解体することとなったのですが、本校においてこの跡地や周辺通学路等の整備を進めていく必要があります。

　つきましては、そのほか修繕を要する設備の整備や、ICT環境の充実、経済的に支援が必要な生徒のための就学支援なども含め、以下の用途に充てるための資金の寄附をお願いしている次第です。

(1) 旧修道院跡地及び周辺整備
(2) 教育施設・設備の充実
(3) 経済的理由により就学が困難な生徒への支援
(4) 創立記念行事等

ホームページのこちらのページに詳細がございます。

皆様のご理解とご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。