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今日の清心 2023.09.20

読書の秋 9月の図書館その2

読書シーズン到来ということで、先週に引き続き図書館の様子をお伝えします。

現在のメイン展示は近代日本文学史に残る名作の初版の復刻版と現在の本を並べて展示しています。夏目漱石の『こころ』、『吾輩は猫である』、芥川竜之介の『羅生門』、福沢諭吉の『学問のすすめ』、宮沢賢治の『注文の多い料理店』などなど、皆さんも知っている本がズラリ。それにしても、昔の書籍は現在のものとは異なる味わいがあるものですね。展示期間は短めの予定ですので、清心生の皆さんはぜひ一度図書館まで見に来て、優しくページをめくってみてください!

図書館内中央に位置する本棚は現在からっぽの状態です。中学1年生の「読書・口語文法」の授業の準備中だからなのですが、一体どのような授業でしょう? 今後ご紹介しますので、楽しみにお待ちください。

授業の様子もお伝えします。現在高校3年生は、神垣校長の宗教の授業で「69期 命の軌跡~未来へつなぐ~」というテーマのもと、自分たちの6年間、あるいは清心や学園の軌跡を記録にし、今後に伝えていこうという取り組みを行っています。ノートルダム清心学園に関する資料や清心のHPを参考にしつつ、グループごとに内容を決めて作業を進める高校3年生。コロナの時期と清心生時代が重なった69期生が、未来に受け継いでいきたいものは何かを考えた上で紡ぐ、自分たちの、そして学校、修道女会の記録です。どのような作品が出来るのか、楽しみですね。

最後に、図書館用の本を生徒が選書する「ブックキャラバン」の様子をお伝えします。今回はTRCさん(図書館流通センター)のご協力のもとで様々な本が図書館に用意され、中高図書委員が選書をしました。一人ひとりがじっくり選んだ本は現在注文中です。皆さんの「読書の秋」に活用されることを期待しています!