10月19日木曜日。今月末31日に、広島文化学園HBGホールにて、NHK広島放送局主催の、「夢」をテーマに若者が広島交響楽団と共演するコンサートが行われます。この「夢プロジェクト」と呼ばれる華やかなステージに、本校の高Ⅲ生徒、K.Kさんが出演することになりました。弟さんと一緒にピアノの連弾を披露します。

彼女は今年2月に行われた第14回ジュニアピアノコンクール全日本の連弾上級部門で、弟さんとともに銅賞を獲得しています。出演のお話をいただいた時は、受験生であるため、受けてよいものか悩んだそうですが、このような機会はもうないかもしれないと思い、チャレンジすることにしました。

彼女の好きな曲を尋ねられたので、「千と千尋の神隠し」の歌「あの夏へ」だとお答えしたら、それをオーケストラとピアノ連弾のために編曲してくださったのだそう。今、彼女は、弟さんとその曲を練習中です。

進路を医療系、国際看護師のほうへと定めた彼女にとって、広島交響楽団、プロのオーケストラとの共演は、もう2度とないことかもしれないとのこと。なので、緊張は大きいですが、でも楽しみはさらに勝っているそうです。
今月は第3回テストもあり、ピアノの練習と勉強の両立で、大変かと思いきや、彼女はテストのあとのフィールドゲーム（バレーボール）もなんとか頑張って優勝したいと考えているとのこと。二刀流どころか、ピアノ、勉強、バレーボールの三刀流を目論んでいます。

将来は、海外の紛争地域で音楽療法を使って傷を抱えた人々・子供たちを癒す仕事がしたいというKさん。
今月末の大きな夢の舞台の経験を糧にして、大きく成長してほしいものです。