神垣校長の著作『逃げられる人になりなさい』が、明日25日に発売となります。（広島の書店に並ぶのは少し遅れるかもしれません。）

私（教員B）からすると神垣校長は「逃げない人」のイメージですが、本人曰く「私なんか逃げてばっかりよ」だそう。人生とは自分の力ではどうにもならないことが起きるもの。この本は、そのような出来事をどう受け止め歩んできたかが綴られたエッセイです。

キリストが弟子パウロに伝えた「わたしの恵みはあなたに十分である。力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ」という言葉をはじめ、自身を支え、励ましてくれた聖書の言葉、人との出会い、自然の恵みなどが綴られた内容となっています。

もちろん、清心の話題もふんだんに盛り込まれています。仲のいい友達がなかなか出来ず、「好きな人とグループになるように」と言われて困った清心生時代のエピソードや、日々手入れしている花壇のこと、いつも校長室の扉が開いている理由、どのような気持ちで生徒と接しているかなどなど、校長自身の教育観も垣間見られる１冊です。

11月、保護者の皆様が学校にいらっしゃる折りには関心のある方に購入いただける機会も設ける予定です。読書の秋、お手にとっていただけますと幸いです。