7日（火）の図書委員会では、中学高校合同で絵本の読み聞かせ講座を行いました。講師はアナウンサーで放送部の指導もしてくださっている櫻井一穂先生です。

「読み聞かせは必ず相手がいる行為。だから、事前の準備や練習が大切」という櫻井先生は、対象の年齢に合わせた選書や、読み聞かせをする際の本の開き方、目線の位置、どのように座ってもらうかなどを、具体的にその場を想定しながら教えてくださいました。あらかじめ読みたい絵本を用意していた図書委員ですが、櫻井先生のお話を聞いた後で改めて選び直す生徒も多数。

表紙のどの部分を読むべきか、絵本の読み方、読み聞かせの終わり方もお手本を示しながら丁寧に教えてくださる櫻井先生。わずか１ページの朗読であっても、その語りに皆引き込まれます。さすがプロ！　図書委員同士で表紙を読む練習もしてみました。

言葉を大切にすること、絵を味わうこと、絵本の作り手への敬意を忘れないこと、そして聞いてくれる人のための準備が欠かせないこと･････改めて絵本の読み聞かせの奥深さを感じる時間となりました。

　14日の放課後には、中学図書委員有志がお隣のけんしんこども園に伺って園児の皆さんに読み聞かせを披露する予定です。その様子はまたお伝えしますね。