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「ずっと変わらないもの」クリスマス行事
12月15日金曜日、この日は本校におけるクリスマスのお祝いの日。クリスマス行事がノートルダム講堂にて行われました。今年度のテーマは「ずっと変わらないもの」です。
島根から来ていただいた大西勇史神父によるミサが、はじめに執り行われました。大西神父によると、ミサとはお食事のこと。みんなで食卓を囲み、神様の愛を分かち合っていただくものです。「だからこのミサは、皆さん、ひとりひとりのためのものなのですよ。」と神父様は全校生徒に語りかけてくださいました。
大西神父は語られました。
神の子、イエスキリストは馬小屋で生まれました。馬小屋とは誰でもアクセスできるところ、セキュリティチェックもない誰でも入れる場所の象徴です。つまり、神様は全員を招いておられる。みんなのために、イエス様は生まれたのです。
また、イエス様は私の心の中にある馬小屋に来て下さったのです。自分の心の中の整えられたスイートルームではなく、誇れる場所ではなく、散らかっていてここだけはムリというような部屋。心の中のそのような場所にイエス様は来て下さって、それを抱きしめてくださるのです。
ミサが終わると、中3によるタブローが始まりました。
入院中の女の子が、お医者さんからサイレントナイトの意味を教えてもらう、というストーリー。これらの台本は中3生徒たちが考え、舞台で演じるのも、声優も音楽も裏方もすべて、彼女たちが担いました。生き生きとした演技、心洗われるような歌声や演奏。素晴らしい72期のタブローでした。
最後は、高Ⅲによるハレルヤコーラスでした。清心生活の集大成ともいえるこの舞台。ひとつにまとめあげられた歌声は、歌った者、聞いた者、それぞれの心に残るものとなったことでしょう。