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春節~四旬節
2月、私大入試の真っ只中、国公立大学二次試験対策に勤しむ受験生のみなさんの健康、健闘を心から祈る日々です。
在校生も1年間の学習の締めくくりの時期です。先週末は、9日にカトリック研究会が静岡聖光学院の生徒さんとオンラインで聖書の分かち合い、10日に基礎学力講座、そして、保護者対象の「聖書を味わう会」が実施されました。講師シスターコリピオと和やかに聖書に親しむことができたかと思います。来年度も「聖書を味わう会」を実施する予定ですので、ぜひご参加ください。
10日といえば、今年の春節(旧正月)は2月10日から、長い人は17日までの8連休を過ごされるとか。幟町カトリック教会では、ベトナム人コミュニティのみなさんが春節をお祝いしておられました。(写真下)私の春節の思い出は、香港在住時代(写真下…数十年ぶりに訪れたときはすでに私がいた寮はなく、高層ビルの林立。ただ、近くにあった大聖堂はそのままでした)、春節を利用して、大学の友人とマカオを訪ねたり、本校に勤めてからは、長崎のランタンフェスティバルを職員と訪れたりしたことです。
12日には、学園入口にあたる記念碑の前で、「広島キリシタン殉教者祈念祭」が開かれ、祈りの集いの後、観音町教会にてミサと講話がありました。なお、今、記念碑は「櫟kunugi」のお店の駐車場横にあり、近所の方々やお店の方に日頃から大変お世話になっております。保護者の皆様、駐車場の利用でくれぐれもご迷惑をおかけしないようお願いいたします。
先ほどの祈念祭の12日は温かく、碑から観音町教会まで歩く中、赤い屋根の校舎がくっきりと美しかったのでパチリ。マリア像もよく見えました。講話では、本校創立でも大変お世話になったチースリク神父様について、川本隆史先生が多くの文献をもとに、そのミッションやキリシタン研究の概要をお話くださり、高校放送部が制作したインタビューの一部が紹介されました。今となっては、貴重な画像(69分間インタビュー)です。1930年代、若くして来日されたチースリク神父さまの文献・現地での研究にはただただ驚くばかりですし、被爆後の活動についても国立広島原爆死没者追悼平和祈念館での企画展で(チラシはこちら)取り上げられたような献身的な人生を歩まれたことを改めて心に刻みたいと思いました。
14日はバレンタインデーで、高校生が何やら紙袋を持ち、職員室の周りは人だかりでした。上の写真は、私が最近いただいた七色のスイートピーやくるみ飾り・花のカード(90歳の方の手作り)です。
今年のカトリック教会の暦では2月14日が「灰の水曜日」で、四旬節に入りました。今年の復活祭(イースター)は、3月31日(日)です。節制と祈り、回心を重んじる四旬節を私たちが日々大切に受けとめていけますように。
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広島キリシタン殉教者の列聖を求める祈り
いつくしみ深い父よ、福者フランシスコ遠山甚太郎、マチアス庄原市左衛門、ヨアキム九郎衛門は、復活のいのちを約束してくださるあなたの愛に希望を置き、自らキリストの十字架を担い、その死を身に帯びる生き方を選びました。
殉教者の取り次ぎによって祈ります。現代に生きるわたしたちが、どのような困難なときにも聖霊の助けに信頼し、キリストに従い、あなたの道をひたすら歩むことができますように。
また殉教者のあかしが、世界に生きるすべての人の希望となるよう、フランシスコ遠山甚太郎、マチアス庄原市左衛門、ヨアキム九郎衛門を、一日も早く聖人の列に加えてください。 カトリック観音町教会
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感謝と祈りのうちに