8月5日と6日に世界平和記念聖堂にてノートルダム清心中・高等学校ボランティアによる聖堂案内が行われました。この催しは、「核兵器のない世界をめざしてともに歩もう」のスローガンのもと、カトリック広島司教区・平和行事実行委員会が企画したものです。同日に開催されたサンタフェ大司教であられるジョン・C・ウエスター氏の基調講演や、「原爆・すべての戦争犠牲者追悼ミサ」などに参加した方々を中心に多くの方が参加してくださいました。生徒たちは世界平和記念聖堂の歴史や建造物について深く学んで準備をおこなっており、参加者を前にとても上手に案内していました。中には、英語を流暢に駆使して案内している生徒の姿も見受けられました。

また、8月6日に行われたカトリック学校企画「善意の人に平和あれ」に参加した生徒もおり、自身が行ってきた平和活動や平和への思いについて語りました。

参加した生徒たちに話を聞いてみると、「充実感のある時間を過ごすことができた」や、「聖堂の建築の歴史やキリスト教に関する知識を学ぶ機会になった」、「参加してくれた方が、一所懸命に話を聞いてくれて、準備してきたかいがあった」と答えており、聖堂案内や学校企画への参加を通して、多くのことを学んでいました。

今回の学びが世界平和への糧となってくれることを祈っております。