今日は読書の秋にふさわしいにぎやかな図書館の様子をご紹介します。

まずは図書館に入る一歩手前。こちらには「乙女の本棚」シリーズ（立冬舎）を展示しています。文豪による名作にイラストレーターさんが絵を添えた、文学作品としても画集としても楽しめるシリーズです。読書の秋と芸術の秋を同時に堪能してはいかがでしょう？

いよいよ図書館に一歩入ると……正面は新着図書コーナーです。こちらでは現在、イラストレーターのさかもとすみよさん（38期）からご寄贈いただいた絵本『はばいたフトン』（サトシン・作 さかもとすみよ・絵／佼成出版社）を紹介しています。さかもとさんには以前、「図書館だより」内の「私の進路を決めた１冊」というコラムに寄稿いただいたこともあり、またさかもとさんが表紙を手掛けた本もたくさん所蔵しています。絵本そのものは貸出中ですが、さかもとさんからのかわいらしいメッセージカードを展示中です。

新着図書コーナー奥の書架には新しいコーナーが誕生しています。

近付いてみると、「学習まんが 世界の歴史」（集英社）シリーズがずらり！　実はこれ、集英社児童書編集部にお勤めの犬塚慧子さん（61期卒業生）よりご寄贈いただいたものです。犬塚さんから後輩の皆さんへのメッセージも展示しているのですが、せっかくなのでこちらでもご紹介します。

「みなさんは世界史に対して、どんなイメージをお持ちでしょうか？ 面白い！好き！という方もいらっしゃれば、年号や人名が多くて、覚えるのが大変……という方もいらっしゃるかもしれません。総合アドバイザーの先生曰く、『歴史（history）は物語（story）』。歴史に残る事件の背景には、必ず人々のドラマがあります。ただただ物語を楽しみながら、気負わずにまんがを読んでいただければと思います。

また本作は最新の「世界史探究」教科書にも対応しており、受験に頻出の近現代史も充実しています。受験生の皆さんも、大変な時期に差し掛かっていますが、息抜きがてら読んでいただけるととても嬉しいです。」

さかもとさん、犬塚さん、後輩への本の贈り物をありがとうございます！

図書館に一歩入ってすぐ左には、中学図書委員による「思い出の本」が並んでいるメイン展示台があります。お手製のPOPは今回も力作揃い。多くの本が貸出中ではありますが、ハロウィンの展示とともにぜひお楽しみください。

さらに館内を進んでいくと、掲示板には教員おすすめの本が紹介されたブック・ガーランドが飾ってあります。その下にはガーランドで紹介されている本の展示もしているので、気になった本は手に取ってみてくださいね。

最後に、本日（10日木曜日）の昼休憩の図書館の様子です。現在高１はテスト中、他の学年はテスト週間中。テスト勉強をしたり授業の準備をしたり、思い思いの形で過ごす生徒たちです。