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写真:本

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校長日誌 2024.12.02

ノアの箱舟のステンドグラス

遅くなってしまいましたが、先日は本校で開催された音楽会・美術書道展にご来場いただき、誠にありがとうございました。

保護者の皆様をはじめ、多くの方々にお越しいただけたこと、生徒一同大変感謝しております。


また、閉会の際、生徒会長が「生きていくために必ずしも必要とは言えないかもしれない芸術が、実はとても大切である」という趣旨のお話をしてくれたことが印象的でした。

その言葉に共感された方も多かったのではないでしょうか。

 

さて、このテーマに関連して、先月末に行われたシスター来日100周年記念ミサで訪れた岡山の教会にあった、ノアの箱舟を描いたステンドグラスについて少しお話しさせてください。

 

 

このステンドグラスは、色とりどりのガラスを通して光が差し込むたびに、私たちに神の教えを思い起こさせ、心を静かにするひとときを与えてくれました。

 

ノアの箱舟の物語は、嵐の中で箱舟が守られたように、私たちも試練や困難の中で神の導きと支えを感じることができる、そんな希望を象徴していると思います。

 

この教会のステンドグラスは、ただ美しいだけのアート作品ではなく、信仰、未来への希望、そして人間の創造力の結晶そのものだと感じました。

 

音楽会・美術書道展で語られた「芸術の必要性」というテーマとも重なり、見る者にどんな時も希望を持ち、前に進む力を与えてくれるように思います。

 

生徒の皆さんには、こうした美しい芸術や物語を通じて、神とのつながりを感じ、自分自身の使命を見つけながら学校生活を送ってほしいと心から願っています。