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今日の清心 2023.02.24

【図書委員報告】「ジェンダー」について考えよう~広島学院との交流会~

2月18日の土曜日に、広島学院高等学校の図書委員さんたちと本校図書委員の交流会を行いました。 まず、清心の図書館を見学しつつ、気になる本を1冊選んでいただいました。その本を自己紹介のときに紹介してもらったのですが、学院の皆さんが選んだ本は司馬遼太郎の小説や言語学、自然科学に関するものも含まれていて、私たちが選んだ本とは趣が異なっており、興味深かったです。 続いて、お互いの委員会活動を報告しました。他の学校が普段図書委員でどのようなことをしているのか知れる機会はほとんどないので、とても勉強になりました。 その後は、いよいよメインである意見交換会でした。テーマは「ジェンダー問題」です。事前にジェンダーに関する新聞記事を両校がピックアップし、質問を考えていたので、それらに目を通しつつ、質問に答える形でディスカッションを行いました。どのようなやりとりをしたが、少しだけご紹介します。 ・学院生からの質問「理工系の女子枠がニュースになっているけれど、女子枠は必要?」 ⇒清心生の答え「特に必要とは思わない。行きたかったら枠に関係なく自分で勉強して行けば良いと思う。」 ・両校生徒からの質問「男子校、女子校の存在意義はある?」⇒両校生徒「ある!!」(※理由は様々でした。) 意見交換会は予定時間をオーバーするほどの活発な話し合いとなりました。男子校、女子校に通っていると、逆にジェンダー問題について日常生活の中で考える機会は少ないような気がします。例えば清心生は「女の子だから」という概念とはほぼ無縁の状態で学校生活を送っています。だからこそ、今回の機会に改めてジェンダーについて話し、考えることは非常に貴重な経験でしたし、交流自体もすごく楽しかったです。 おいで下さった広島学院の先生方、図書委員の皆さん、本当にありがとうございました。