
旧修道院改築・聖堂リニューアル計画Old Monastery Renovation and Cathedral Renewal Project
シスター三宅の思い~シスターメリーの思い出と共に
今日は、かつて本校で長く教えてくださった、シスター三宅聖子(まさこ)(元 倉敷中高校長、現 高屋幼稚園長)の登場です。かつて住んでいらっしゃった広島修道院への思いを、インタビュー形式でご紹介します。
写真右上が現在、左が幟町教会枝垂れ桜をバックに(10年前!)、右下は高屋幼稚園聖堂でわたしたちを迎えてくださったムーミンシスター?
Q1 広島修道院には何年いらっしゃいましたか?
1989年から2000年までの12年間です。その後、新潟やアメリカ、フィリピンなどに異動し、帰国後、2009年から4年間住みました。なお、2014・15年度、さらに、2022・23年度は、中1宗教を担当するために、東広島修道院から通いました。
Q2 当時の思い出のいくつかを教えてください。
・丘の上にある修道院は、買い物など坂道の往復が大変だったでしょうと言われましたが、若い頃は何ともありませんでした。市内中心部からも便利で、週末や夜間、社会平和活動にも取り組み、遅く帰宅することもありました。
・川がすぐそばにあって、風通しが良いと思われがちですが、風が横に吹いて中まで入りにくかったのを思い出します。
・聖堂に中1を連れていったとき、シスターたちの思いを伝えられるのがうれしかったです。
・♪天使にラブソングを♪を、学園祭のミサで歌ったのがなつかしいです。学園祭でカト研ミサを初めて聖堂で行ったのは41期(34年前)のときでした。
Q3 修道院リニューアル後について、シスターの願いを教えてください。
過去の思い出で終わらず、未来につながるような建物の活用をしてほしいです。
Q4番外編 (お若い頃はノーベールだったシスターが倉敷校の校長就任後、ベール姿に…ということでベールにまつわる話)
↓高屋幼稚園HP (https://takayakindergarten.ed.jp/)
驚きの事実!今、シスターが被っておられるベールは、実は伝説のシスターメリーのだそうです。
「ちょっと端が傷んでるんですけどね。フフフ」
なつかしのシスターメリーとアメリカで一緒に撮影された写真(2013年)もご紹介します。
多くの卒業生は、「シスターメリーの英語といえば…」とすぐに思い出される光景があります。とても厳しく、背筋がピンと伸びた英語の時間。もちろん廊下ですれ違っても英会話、英語の発音を鍛えられました。なお、左は、岡山中高や新潟中高で英語を教えてくださったシスターマリーポーラです。今、お二人とも天国で私たちをにこやかに見守ってくださっていることでしょう。
シスター三宅は、昨年度から始めた保護者対象の「聖書を味わう会」でも講師を務めてくださっています。来年度もお願いしていますので、ぜひ、ご参加ください。
いつも明るく、幼稚園をはじめ、なつかしの広島校でも、岡山教会、東広島教会でも、子どもたちを見つめる眼差しが温かいシスター三宅です! ハードなお仕事が続いておられますが、シスターのご健康・ご活躍をお祈りしています。