今日の近況報告は、懐かしい風景と変わっていく風景を対比してみます。左側の聖堂は耐震保存工事が行われていますが、右側の赤い屋根の部分は解体されました。

聖堂の工事が数か月間行われ、現在は以下のような風景です。定期的に業者との打ち合わせ会議をしながら、前回は進捗状況の確認に行ってきました。

旧修道院の半分は残るので、玄関やバルコニーは以前と同じように見えます。ただ、周囲の木があまりにも大きく成長したので、一部伐採して、見晴らしを良くする計画も立てています。ルルドのマリア像のある庭は、リニューアル後、道路側から見渡せるようになります。

聖堂について、見た目はほぼ以前と変わらないように、難しい耐震保存工事をしてくださっています。屋根裏部屋は、すでに解体されてしまいましたが、貴重なシスター方のトランクは保存しています。この遠くアメリカの海から渡ってきたトランクの一部は展示室に置く予定です。なお、「イノベーションチーム」と称し、退職した教職員などで院内を整理させていただきました。次回はもう少し中のようすをお伝えします。