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旧修道院改築・聖堂リニューアル計画Old Monastery Renovation and Cathedral Renewal Project
リニューアル工事の近況報告3
今日は、中のようすからご紹介します。いずれも、工事中におじゃましていますので、床の部分に工具が置かれていることをご承知おきください。左の写真(3階、聖堂の奥)は個室の間の壁をとり、2部屋分を展示室にする予定です。右側は元、リビング(1階)の部屋を多目的室にする予定で、生徒だけでなく、保護者や同窓生なども活用していただけるように考えています。内装はできるだけ雰囲気を変えずに、耐震工事を進めていて、窓も展示室では、鉄枠や両開き窓の保存をしてくださっています。
1階部分にあった厨房は解体されたため、今回、多目的室のとなりに給湯室を新たに設けました。
ところで、上の写真はなつかしい風景です。これらは、シスターモニカが丁寧にアルバム保存しておられたものを再度写してみたものです。赤い屋根の3棟のうち、1950年創設当時は、右の中学校舎のみでした。順に真ん中のクビリーホール(1953年建設当時は高校校舎→やがて短大校舎)、そして、1955年に左端の修道院がつくられました。戦後まだ間もない頃、己斐の丘に、赤い屋根、アイボリーの壁という建物は珍しかったことと思います。
右側の白黒写真で気づくことは…、門柱が現在は下の門に移っています。どうぞお確かめください。
次回は、庭園の部分をご紹介します。