
旧修道院改築・聖堂リニューアル計画Convent Renovation and Chapel Renewal Project
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ジュリー教育基金へのお願い
「心を清くし 愛の人であれ」の教育理念に基づき、引き続き教育活動及び教育環境の更なる充実に向けて取り組んで参ります。
リニューアルについて
昨年、設立母体であるナミュール・ノートルダム修道女会来日100周年を迎えた本校では、2025年、創立75周年という大きな節目の年の完成を目指して、現在、旧修道院・聖堂リニューアル計画を進めています。その内容は、かつてシスター方が生活されていた旧修道院の住居部分の多くを解体し、創立期の心を宿す聖堂を中心に、付随する部屋などを保存・リニューアルするというものです。シスター方が祈りをささげてこられたこの場所が新たに生まれ変わっていく様子をお伝えいたします。
今日の聖堂
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聖堂祝福ミサ
4月25日(金)午後4時15分から、伊藤正広神父様司式の下、まず小聖堂に安置していたご聖体を移動し、水の祝福を得て、ジュリーホール聖堂にて、祝福ミサが行われました。カトリック研究会が中心となり、生徒会・清友会役員(三役)…
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「なでしこ建築会」への感謝・みなさまへの感謝
聖堂の改築においては、これまで「なでしこ建築会」(建築家OG有志の会)に大変お世話になりました。本校の卒業生コーナーでも紹介されていますので、ぜひお読みください。 そして、今日はその中で、今、活躍中のOGを…
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「ジュリーホール」のリニューアル完成
「ジュリーホール」のリニューアル工事が3月末で完成しました。関係のみなさま、長い間の工事期間、誠にありがとうございました。まだ丘の上の桜の開花は、4月7日の始業式・入学式を待っている状態ですが、枝垂れ桜が咲き誇っています…
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「ジュリーホール」&庭園デザイン
旧修道院は、4月より「ジュリーホール」として生まれ変わります。全体図は左のような完成予想図。右側は、解体した部分にできる庭園の予想図です。この庭園デザインは、生徒から公募し、一部採用されることになりました。建物は3月末に…
計画の概要
これまで特に本校のアイデンティティを体現する施設として、次世代に活かしていくため、聖堂部分は耐震補強し、その周りの部屋は歴史を伝える展示室、生徒や保護者、卒業生などが集える多目的室などに整備することといたしました。また、解体された住居部分は、資材をリユースしながら、周辺の通学路と合わせて整備し、生徒のデザインを活かした庭園に生まれ変わる予定です。2025年度の完成を目指しています。
2017年 | ナミュール・ノートルダム修道女会広島修道院が広島市内に移動 |
2018年 | 修道院の今後について修道会及び施工建設業者との協議 OG建築専門家による「なでしこ建築会」結成 |
2019年 | 修道会との協議期間→耐震診断開始 8月:第1回見学会、シンポジウム(「なでしこ建築会」主催) →「広島アーキウォーク」のご協力、旧修道院についてのパンフレット・ミニ冊子発行 |
2022年 | 修道会等との協議期間 聖堂を中心とした一部耐震補強、住居部分の一部は解体方針が決まる ジュリー教育基金設置準備 |
2023年 | リニューアル計画の協議、ジュリー教育基金開始 2月:第2回見学会、シンポジウム開催(「なでしこ建築会」主催) |
2024年 | 建設業者との協議を重ねながらの工事期間 5月:第3回見学会、シンポジウム開催(「なでしこ建築会」主催) 6月:工事開始 7月:音遺産として、聖堂での聖歌収録CD発売 |
2025年 | 旧修道院工事完成予定 4月:旧修道院聖堂等の利用開始予定 10月:解体部分の庭園及び通学路整備完成予定、完成竣工式予定 |
イメージ図
外観イメージ図
展示室イメージ図
多目的室イメージ図