青少年外相会合 報告会の感想
2016年03年23日 | 日記
姉妹校の高校生イザベラさんがアメリカ代表として参加した、青少年外相会合の報告会(3月20日)に本校からも中高生が数名参加しました。
前日、学校ですでにイザベラさんと出会った人もいましたが、初対面の中学生も大喜び。
下記は、報告会に参加した中学二年生の感想です。
あまり年の変わらない方たちが,世界を舞台に活動しておられる姿がとても輝かしく見えました。難民や環境問題,核兵器などについて,国の問題を自分や自分たちの課題として真剣に考えておられました。
このように,若者が未来を考えて行動していくことで少しずつ色々な問題が良い方向へ進んでいくのではないかと感じました。
当日は,ただただ圧倒されましたが,家で振り返っている時に,私のこれからの動きについても考えることが出来ました。(Y・Nさん)
私は青少年外相会合に参加して感動しました。まず,各国代表のスピーチでは,豊富な知識から,柔軟な思考で意見を出していらっしゃることに感動しました。
とても勉強なさっているんだなあと思いました。広島宣言もとてもわかりやすく,そしていろいろな角度から国際問題を照らし合わせて構成されていてとてもためになりました。日本人の方も参加されていて,英語を使いこなしておられたのもとてもすてきでした。今回参加させていただけて,本当に良かったと思いました。ありがとうございました。(Y・Oさん)
これまでの「広島」、「日本」というせまい視野でなく、「世界」という広い視野で考え、動いていくことの重要さを知りました。また、「統計だけでは分からないものがある」と、何人もの方が言っておられたので、自分の目で色々な事を見て、学習していきたいと思いました。(M・Nさん)
私は今回この報告会に参加して、今、たくさんの外国人が広島に関心を持ち、足を運んでくださっていると知りました。それを嬉しく思う一方で、ヒロシマを発信していく立場である私たちは、被爆の事実をきちんと知っているのかと問いただされた気がしました。これからは、様々な行事に「参加する」だけでなく、昨年のピースフォーラムのように「分かち合う」ことを大切にしていきたいです。
また、実際に青少年外相会合代表の方も言われていた通り、教科書でならどこにいても学べるけれど、71年前広島で起こったことは、広島を訪れて被爆者の生の声を聞いて初めて、現実として理解できることなので、これからもたくさんの外国人に広島を訪れてほしいと思いました。(R・Fさん)
私は「G7各国の学生による広島宣言」に参加して、国それぞれに事情はあるが、平和に向けて一生懸命取り組んでいるということがわかりました。各国の代表の方たちのスピーチを聴くなかで、”a permanent peace (恒久平和)“という言葉がよく出てきました。ただ一時的に平和になるのではなく、永久に、世界の国々が平和であり続けていくことができる。遠い未来の話かもしれませんが、その未来に向けて、できるかぎりの努力を、私たちはしていかなければいけないのではないかと感じました。また、私が心に残った言葉は、「70年前に原爆によって悲惨な被害をうけたヒロシマばかりでなく、70年前から復興した希望の象徴としてのヒロシマを発信し、伝えていく」というものです。この“伝える”という言葉は、これから恒久平和を築いていくにあたって、とても重要なことだと感じました。自分1人では世界に“伝える”ことはできないけれど、自分が人に伝えていき、その人がまた人に伝えていくという連鎖を生み出していくことはできます。この“伝える”ことを大事にし、私も平和に向けて、できる限りの努力をしていきたいと思いました。
この「G7各国の学生による広島宣言」に参加したことによって、自分の視野が広がり、平和について興味をもつことができました。これからもこのような機会があれば、積極的に参加したいです。(H・Kさん)