今日の清心

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2016年10年18日 | 日記

高校3年生は10月15日,LHRで日本ダウン症協会えんぜるふぃっしゅの高木裕子先生のお話を聞きました。高木先生はご自身の体験談やダウン症の事,えんぜるふぃっしゅの活動について,そして命の大切さについて大変丁寧にお話して下さいました。生徒達の感想です。

Tさん
 えんぜるふぃっしゅの活動を通して,ダウン症の子どもたちが,いかにさまざまな経験を積んでいるのかということを知って驚きました。時に職場体験はみんな生き生きとしていて,楽しそうだったので私もやってみたくなりました。
 ダウン症であることでできないことや大変なことはあると思いますが,幸せにはさまざまな形があって,私にはできないような経験の機会をたくさん持っていたり,より周囲の人や地域の温かみに触れていたりすることが分かりました。

Nさん
 「子供は1人で育てるのではない、皆で育てる」という言葉が印象に残りました。えんぜるふぃっしゅの会には,地域の協力が多くあるということで,私も大学生になったらボランティアに参加したいと思いました。
 駅で毎日見かけるダウン症の人がいるのですが,いつも1人で騒いだり走ったりしていて,周りの人も私も,見て見ぬふりをしていました。しかし,今日の講演を聞いて,ダウン症の人も思ったことを口に出しづらいのだと知り,今後その人が困っているようだったら,声をかける勇気を出そうと思いました。
 出生前診断に関しては,確かに障害があることが分かると不安や大変なことも多いと思うけれど,自分の所に来てくれた命だという感覚を大切にして選択したいと思います。

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