高校3年生静修の日
2017年01年27日 | 日記
1月24日,長束修道院のアレックス神父様をお迎えして,高校3年生は6ヶ年間を振り返る静修を行いました。アレックス神父様はインドの南部ご出身の方で30余年前から日本にいらっしゃるそうで,実に日本語に堪能な方でした。少年時代の話や神父様になられる経緯など楽しい話を交えながら,私達が生きていく上で何が大切なのかを考えさせるお話をして頂きました。
ミサでは一人ひとり祝福してくださり,生徒達は「手が大きくて(足も長い長身の神父様です。)祝福されたと実感できた。」と,とても喜んでいました。
それぞれが黙想しながら自分自身の6年間を振り返り,皆でキャンドルの灯を繋ぎ,心を一つにして歌いながら,卒業式前の最後の行事を有意義なものにすることができたと思います。ハレルヤコーラスの時と同じくらい素晴らしい歌声を披露してくれましたので,神父様から高3の生徒達を世界平和記念聖堂に連れていきたいというお褒めの言葉も頂きました。
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最後に,静修の日のしおりに載っているお祈りや詩を紹介して終えたいと思います。
友のための祈り 神さま,あなたが与えてくださった友を思い,心から感謝の祈りをささげます。信頼と孤独の押し寄せる世界のなかでも信じ合える友を持つ喜びを味わうときにわたしの心はなごみます。 どうか私たちの友情を祝福してください。私たちが互いに助け合い励まし合いながら,互いを高めてゆくことができますように,また互いのうちにあるよい点を見出し,尊敬の心を保ち,強い友情の絆で結ばれて他の人々にも仕えるものとなれますように,アーメン。
私の両親へ 生まれてきたときには何ひとつ知らなかった私,言葉や,数や私の知らないいろいろなこと,一からていねいに教えてくれた両親。危ないことをしようとする私をそのつど注意して守ってくれたり,手間のかかる私を放り出すことなく,ちゃんと育ててくれた。ひとりで大きくなったような気になってしまうことがあるけれど,私がこうして生きていられるのもおとうさんとおかあさんのおかげ。ありがとう。
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翌日からは高3の生徒達は家庭学習に入っていますが,例年以上にたくさんの生徒達が登校し,頑張っています。自分自身の目標が達成できると良いですね。