1月SDGs 10「Reduced Inequalities(人や国の不平等をなくそう)」につなげて
2019年01年10日 | 校長日誌
今月のノートルダムの姉妹校onlineを通して取り組むSDGsの目標は、10番「人や国の不平等をなくそう」です。
ノートルダム会のホームページ(英語)における取り組みはこちらからごらんください。この目標とつながる発表を高2が保健の授業で行っていたので、ご紹介します。
保健では、毎時間、単元に関する発表を授業の冒頭に行っています。今日は、三人の発表がありました。どの人もコンパクトにまとめたプリントを作り、わかりやすく説明していました。それぞれのテーマは、以下の通りです。
国際医療支援:実際にJICAなどに行って聞いてきた話も盛り込まれていました。発表者に感想を聞いてみました。「今回は、実際に活動したことのある方にお会いして、『生の声』をお聞きしました。活動された方々の話は心に響くお言葉ばかりでした。広島に生まれた者として平和の大切さをしっかりと学び、将来は国際平和に貢献する人になりたいです。実は、今回の発表の準備の為に授業で紹介できなかった方にもたくさんご協力いただきました。本当にありがとうございました。」
働き方と健康問題の変化:長時間労働を特に取り上げていました。
アスベスト:補償問題は今も続いています。
といったように多岐に渡っていました。わずか数分ですが、どの発表も要点よくまとめてありました。発表をしっかりと聞いた他の生徒たちは、資料を熟読しながらコメントを書いていました。
今日の発表のテーマに関して、直接はSDGs 3番の「すべての人に健康と福祉を」という目標が関係していますが、発展途上国における医療支援、長時間労働の是正、アスベスト訴訟による健康被害の補償などは、10番の目標とも関係が深いと思います。このように、毎日の学習で取り組んでいることは、すべてより良い世界をつくるための「持続可能な開発目標」につながっていますね。
なお、中2は来週のMJ・HRで人権学習に関する講演会を行う予定です。また、中1は平和公園碑めぐりのリーダー研修でもお世話になった小林教諭(「伝承者」としての活動を継続中)による講演会を行う予定です。
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だれでも、聞くのに早く、話すのに遅く、また怒るのに遅いようにしなさい。(ヤコブの手紙1章19節)
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感謝と祈りのうちに