校長日誌

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2019年01年15日 | 校長日誌

中1の英語の教員が微笑みながら、冬休みの宿題を読んでいたので、ご紹介します。今回の宿題の一つは、英語日記と英語の本レポートです。この4月から学習し始めたばかりの英語でここまで表現したり、発見したりできるなんて、読んでいる私たちこそ感動します。英語絵本のレポートをいくつかご紹介します。

・”THE MITTEN(てぶくろ)”…『てぶくろ』は私が小さいころからよく知っている絵本なので英語でも読んでみようと思って読みました。習った単語や知っている単語が多くて読みやすかったです。日本語では「ピョンピョン」と書いてあって、英語では「hip-hopping」と書いてあって、訳は子どもが読むからかわいく「ピョンピョン」なのかな?などと考えながら読んで日本語の本とはまた違って面白かったです。

・”Find Spot at the Museum”…私にでも分かるような単語が多かったので、比較的楽に読めました!また、しかけも多かったので、あっという間に読み切ることができました。言葉のリズム(テンポ)があったので、読みやすかったです。博物館に遊びに来たスポットとそのお母さん、そしてわにのトムの話です。はじめは3人楽しく見学しているのですが…しばらくして、お母さんがスポットがいないことに気付きます。そして、色々な場所を探して回り、最後に見つける…というお話です。私は、これからは英語の本というだけで避けるのではなく、まずはこの本のような比較的易しめの本から積極的に読んでいきたいと思いました。

・”miffy’s diary”…At first,I thought this book is easy to read for me,but because there were new English words in it ,and I examined them in an English-Japanese dictionary, it took so much time to finish to read over it. Then I decided to remember many English words every day.

・”DON’T FORGET THE BACON!”…『ベーコンを忘れないで』というインパクトのある題名にひかれ、この本を選んだ。あらすじは、母親からおつかいをたのまれた男の子が道中で頼まれたものを忘れていくというもの。読み進めるうちに、「a pound of 」など授業で習った言い回しが登場し、非常に親しみやすかった。又、最後に「forget」の過去形、「forgot」が用いられ、「ベーコンを忘れた」というオチになり、過去形の復習が出来た。次回はもっと沢山の単語・文法を学習してからもう少し厚みのある本を読みたい。

・”THE VERY HUNGRY CATERPILLAR(はらぺこあおむし)”…この本、幼い頃母によく読んでもらっていて馴染み深く、英語を訳した本なので、原文を読んでみたいと思い、選びました。読んでみると、いくつかの発見がありました。まず、全て過去形で表現されていたことです。日記と同じように、すでに終わっていることなので、過去形になっているのだと思いました。次に、英語ではさなぎの期間は二週間以上と表現されているところです。日本語訳では「なんにちも」と表現しています。『はらぺこあおむし』は子ども向けの本なので、長い期間のことが「なんにちも」に訳されたのだと思いました。最後に、あおむしが蝶になるとき、英語では「he was a beautiful butterfly!」と書かれていましたが、日本語訳ではそれに加え、「あっ!ちょうちょ!」と書かれていたことです。英語では事実が淡々と書かれていましたが、日本語訳では子どもにわかりやすく、また、わくわくする表現になっていると感じました。

・同じく、”THE VERY HUNGRY CATERPILLAR”…私は小さい頃に大好きだった絵本『はらぺこあおむし』を英語版で読みました。はらぺこあおむしの英語版を読んで気づいたのは、あおむしが色々な物を食べるシーンの表現です。日本語ではそのまま「食べる」という表現だったので、小さい頃の私はあおむしの食欲におどろいていましたが、英語では「through」という表現で、りんごを通り抜けるだけならそれほどでもないな…と英語版を読んだ今では思っています。今回、はらぺこあおむしの英語版を読んで、童心に返ることができたとともに日本語とは違う表現などがあり、違いを探すことができて楽しかったです。

・”Easter Egg Hunt”…英語の本に習った単語がいっぱい使われていたけれど、とても読む事が難しかったです。一つひとつ分からない単語を調べたり…と、正直、大変でした。この本はどのページにも”しかけ”があり、楽しく読めました。この本はイースターの小さな子ども向けの絵本です。庭の動物達と一緒に「Egg Hunt」をしていくお話です。今回、この「Easter Egg Hunt」を読んだ事によって、英語の世界の楽しさを知りました。家に、英語版「アナと雪の女王」の本があったのでそれも読んでみたいです。もっともっと新しい単語や動詞を知ったら楽しい世界が広がっていくと思うのでいっぱい勉強したいです。

なお、図書館には多くの英語絵本がそろっています。私の好きな『かいじゅうたちのいるところ』も見えます。日本語の絵本もたくさん用意されています。

  

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素直な心で学んだことを、惜しみなく伝えよう。わたしは知恵の富を隠すことはしない。知恵は人間にとって無尽蔵の宝、それを手に入れる人は神の友とされ、知恵のもたらす教訓によって高められる。(知恵の書7章13節)

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感謝と祈りのうちに

 

 

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