再生チョークでSDGs ~中3aの取り組み~
2019年12年03日 | 日記
私たちは68期・中3の共通の目標であるSDGs4番「質の高い教育をみんなに」を達成するために,私たち自身が何をすれば良いのか話し合いました。HR,宗教の時間を使って,世界の教育の現状について調べ,学習をした私たちは,世界には貧困や紛争によって勉強をしたくてもできない子どもたちが多くいることを目の当たりにしました。そこで,どうしたら世界中の子どもたちが当たり前に勉強をできるようになるのかを考え,授業には欠かせないチョークを支援物資として送ろうと決めました。ただ,これはSDGsの取り組みの一環なので,送るチョークは自分たちで用意しようと考えました。これが再生チョークを作ることになったきっかけです。再生チョークの材料はなんと,小さくなって捨てられるはずのチョークたちなのです!本来,掃除時間に捨てるはずのチョークを専用の箱に集めてもらい,それを再生チョークの材料としました。
再生チョークを作るにあたっては,粉状にしたり固めたりと,いろいろと大変な作業が待っていました。行事や勉強に忙しいみんなにとって負担が大きく,成功できるか不安でした。それでもこうして再生チョークが完成したのは,クラスのみんな,時には他のクラスの友だちが放課後に集まって協力してくれたおかげです。ありがとうございました。
こうして完成した再生チョークは,現在中3aの教室で使用され,本来使用するはずの新品チョークは,ジンバブエにあるノートルダムの関連校に贈る予定です。書き心地が良いと先生方からの評判もよく,手作りということから,小さくなっても使ってくださるので,SDGs12番の「つくる責任 つかう責任」への繋がりも感じられました。
再生チョークは3学期も引き続き作る予定です。クラス一丸のプロジェクトとして,今後も頑張っていきます。
~中3 70周年記念行事準備委員記~