今日は何の日?
2020年04年08日 | 日記
「4月8日は何の日?」と質問されたら皆さんは,どのように答えますか?
ノートルダム清心に通う私達にとって今日は,創立者の聖ジュリーが亡くなった日(帰天日)です。聖ジュリーが亡くなった1816年4月8日は,聖週間の月曜日だったそうです。
ここで,また新たな疑問が生じます。「『聖週間』とは何?」
聖週間とは,復活祭(Easter)までの一週間のことです。
今年の復活祭は,4月12日(日)。つまり今週が聖週間になります。
今年の聖週間に合わせて寄せられた教皇フランシスコのメッセージの一部をご紹介します。
「今はだれにとっても苦しいときです。多くの人にとっては,もっとも苦しいときです。教皇であるわたしは,そのことを知っています。そして,このことばを通して,わたしが皆さんに寄り添い,愛情を注いでいることをお伝えしようと思います。もしできれば,このときを活かすよう努力しましょう。寛容になりましょう。困っている近隣の人を助けましょう。独りぼっちになった人を,電話やソーシャルメディアを使ってでも,気遣いましょう。イタリアや世界で苦しんでいる人のために,主に祈りましょう。たとえ,隔離されていても,わたしたちの思いと心を,愛の創意工夫によって,遠くに届けることができます。愛の創意工夫こそが,わたしたちが今,必要としているものです。今,わたしたちに求められているもの,それは愛の創意工夫です。」
聖週間の中でも,明日の木曜日から土曜日までの三日間は,十字架につけられ,葬られ,復活されたキリストの過越しの神秘を祝う「聖なる三日間」として,教会で特別な祈りがささげられます。
今年は,世界平和記念聖堂で行われる祭儀の様子がインターネットでライブ中継されます。
新型コロナウイルスの感染拡大による落ち着かない日々が続く今,教皇フランシスコのメッセージに応えて静かにお祈りする時間が持てたらよいですね。
中1は,聖ジュリーとともに祈りの集いを行いました。