ハワイの高校生との交流
2020年10年19日 | 日記
Aloha!(こんにちは)
今日は,本校の同窓生でもあり,レシテーションコンテストの審査でもお世話になっているF先生の仲介で,ハワイのイオラニ高校の先生と生徒さんと本校の67期高校Ⅱ年生が交流しました。
今回の交流は,現在CLIP HIROSHIMAで催されている「戦後75周年企画 日米友好の懸け橋 嘉屋日米交流基金~ハワイと広島の市民交流と平和教育を支えた人々~」の企画の一つとして計画されました。
ハワイと日本との時差は19時間。
遠く離れたハワイの皆さんとオンラインで上手く交流ができるのかと心配しながら本番を迎えましたが・・・
清心生は教室から,ハワイの皆さんは日曜日(18日)の午後なのでそれぞれの自宅から無事に接続し,交流がスタートしました!
今日の交流の大きなテーマは,「次の世代を担う若者がどのようにして平和を生み出していくか」。
そのため,お互いのことをよく知るために「広島」と「ハワイ」について紹介し合うことから始めました。
次は,本題へとつながる広島とハワイの平和学習についてのプレゼンテーション。
清心生からは今までHRで受けてきた平和学習や研修旅行をもとに,原爆のことや平和記念公園の慰霊碑,沖縄の基地問題,また毒ガスが製造されていた大久野島についてなど様々な視点から発表を行いました。
イオラニ高校の皆さんからは,パールハーバーやアリゾナ記念館について教えていただきました。
生徒たちは真剣に耳を傾け,食い入るようにスクリーンを見つめています。
全ての発表が終了した後は,「次の世代を担う若者がどのようにして平和を生み出していくか」というテーマでのディスカッション。
「お互いのことを知ることが大切だ」
「相手の色々な面を知ることが重要」
などといった心強い声が聞かれました。
また,アメリカの大統領選挙の結果による今後の影響や日本では新しい内閣が誕生し,平和に関することで何か変化がありそうかといった多方面に及ぶ質疑応答が繰り広げられました。
あっという間の50分でしたが,最後は「今日を第一歩として,これからも交流をしましょう」という言葉で交流会は終了しました。
第3回テスト終了直後に行われた今日の交流会。発表した8人の生徒は準備に練習にと大変だったと思いますが,ハワイの皆さんに伝えたい,一緒に交流したいという気持ちのこもったプレゼンテーションでした。
イオラニ高校の皆さん,F先生,Mahalo!(ありがとうございました。)