今日の清心

一覧へ戻る

2022年05年12日 | 日記

新年度がはじまって約1ヶ月半が経ち、図書委員さんたちも随分図書館での仕事に慣れてきました。年度がスタートする4月は図書館での本の貸出が多い時期です。試しに今年度の記録を振り返ってみると、4月は1日あたりの貸出、返却冊数が各々約200冊、予約冊数が約50冊でした。参考までに、返却本200冊というと両面の3段ブックトラックが軽くうまるくらいの量になります。

というわけで、休憩時間にカウンターで貸出や返却業務を行う図書委員も大忙しです。貸出の列に対応していると、気が付けば返却コーナーが本の山に・・・。返却しながら予約本や展示図書を確保し、貸出に即座に対応しつつ貸出冊数オーバーなどに目を光らせるとなると、初めてカウンター当番に当たる新任図書委員は本当に大変です。

そんな時に打開策を示してくれたのが高Ⅲ図書委員。カウンターを手伝いながら、戸惑う後輩図書委員の様子を見た先輩図書委員が、このようなマニュアルを作ってくれました。重要ポイントが厳選してあって分かりやすい!

 

さらに、お姉さん直伝の「カウンター業務を正確かつ素早くこなせる体制」がこちら。左手にバーコードリーダー、右手でパソコン操作、目線は画面をチェック。かっこいいです!

因みに、下の写真は教員が作成したマニュアルです。いかにも「マニュアル」ですね・・・生徒目線でのアドバイスにはかないません。委員会活動をより良いものにしていこうと後輩を見守り、導く先輩の姿勢と愛情に感銘を受けました。

3月に卒業した67期生による受験体験記には、学園祭実行委員として活動した経験を踏まえ、「先生に優しく見守られながらの生徒主体の委員会の活動で得た経験は、他ではなかなか得られない貴重なものでした。清心の委員会活動は、先生が活動内容を指示するのではなく、生徒が主体となって動いているのが特徴だったと思います」と綴られていました。清心生の学校生活を支える委員会活動。各々の委員会では、同学年の委員同士の横のつながりに加えて、お姉さんたちから受け継がれていく「委員会スピリット」が、縦のつながりとして日頃の活動にしっかり活かされている気がします。

こうしたつながりを、今後も大切にしていきたいと思います。

一覧へ戻る