芸能鑑賞(落語・紙切り)
2017年06年09日 | 日記
6月8日,3年に1回の芸能鑑賞が行われました。今回は本校講堂にて学校寄席が行われ,落語と紙切りを楽しみました。桂文三さん,春風亭柳橋さん,林家正楽さん,柳家さん喬さん(さん喬師匠,紫綬褒章受章おめでとうございます。),どの方も素晴らしい芸を披露して頂き,講堂の中が笑いと嘆声に包まれる楽しい時間となりました。生徒達の感想です。
中2 Nさん
私は寄席を見るのは初めてだったので,とても楽しみにしていました。演じている人は一人でも,声の調子や表情が巧みに変わることで,何人もの人がいるかのような錯覚に陥りました。周りのみんなも笑って楽しんでいました。今まで落語は難しいイメージがあったけれど,そんな先入観が吹っ飛ぶくらいおもしろかったです。
中2 Tさん
何でもないように話しておられたことが,実は演目のオチとつながっていたりして,落語家の方々の巧みな話術に引き込まれました。落語と聞いてもあまりピンときていませんでしたが,今日実際に鑑賞してもっと多くの人に知って欲しい「芸能」の一つだと思いました。
中2 Wさん
私が落語で印象に残ったのは,上方落語のうどん屋の話です。お話も面白かったし,何人もの登場人物を声と表情でうまく演じ分けられていた事に驚きました。
落語家の方のお話では,「マジ」や「ヤバい」といった最近よく聞く言葉についての話や,店員がマニュアル通りの対応しかできないことなど,私達にとってても身近な話を面白く話していただき,共感することができました。
また,紙切りでは,私がお題から想像したよりもずっと細かい作品を短時間で作られていて,プロの方と私達のアイディアや技術の違いを実感しました。
この芸能鑑賞で普段触れることのなかった落語を少し身近に感じることができるようになったと思います。とても貴重な体験でした。
高2 Kさん
伝統ある落語は難しい芸能なのか,と身構えていましたが,新鮮でとてもなじみやすかったです。どのお話も面白くて,心の底から笑うことができました。紙切りでは線香花火や美空ひばりさんなどを作っていただき,紙とはさみであんなにも人を笑顔にできることに感動しました。また,聞き手にその情景までも伝えることができる言葉の奥深さに感激しました。ぜひ自分も友人や家族に話をするとき,相手が想像力を掻き立てられるような話術を習得したいなと思いました。