生徒会(高校)三役のバトンタッチ
2018年04年23日 | 校長日誌
高校生徒会旧三役の退任式が終了した後、「お世話になりました」と丁寧に挨拶に来てくれました。ということで、退任の挨拶をそれぞれお願いしたところ、早速持ってきたので紹介します。新三役もすでに挨拶に来ていたので、三人の抱負をお読みください。応援よろしくお願いいたします。
〇旧生徒会長より
昨年度、生徒会長を務めさせていただきました。私の力不足で皆さんにご迷惑をおかけしたことも多々ありましたが、先生方をはじめ、審議委員会の人たち、生徒の皆さんのおかげで無事一年間を終えることができました。ご協力ありがとうございました。次の三役を中心に清心がより愛される学校になれるよう、これからも積極的に生徒会活動に参加していってください。ありがとうございました。
〇旧生徒会副会長より
昨年度、高2副会長を務めさせていただきました。役職に就いてからの一年間を思い返してみると、多くの事を学ばせていただいたように感じます。初めての試みに戸惑うこともありましたが、副会長として支えるべき会長や高1副会長、審議委員や先生方、そして多くの方々の助けもあり、ここまで続けることができました。この場を借りて御礼申し上げます。お姉さん方から受け継いだバトンを今日、次の生徒会へと託します。新しい生徒会が清心をよりよくするためのアクションを起こしてくれることを願い、応援しつつ、退任の挨拶とさせていただきます。一年間ありがとうございました。
〇新生徒会長より
この度生徒会会長を務めさせていただくことになりました。私は清心をもっと、意欲的な活力溢れる楽しい学校にしていきたいと思っています。現在清心で学んでいる私たち一人ひとりがこれまで先輩方が大切にしてこられた伝統を改めてよく知り尊重すると同時に、新たな伝統を作っていく立場として、主体的に学校について考え、意見交換を行うことで、より良い清心を築いていきたいです。また、生徒一丸になった学校作りをしていくために、学年を超えた生徒同士の交流の場、成果を発表する場を作っていきたいと考えています。
一人ひとりが「心を清くし 愛の人であれ」の校訓のもと、思いやりの精神を大事にしながら充実した学校生活を送り、よりよい学校を築いていけるよう、様々なことにチャレンジしていく姿勢を大切に、生徒会として精一杯努力していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
〇高2新生徒会副会長
この度高2副会長を務めさせていただくことになりました。私は、”交流する”ということを大切に、一年間活動を行っていきたいと思っています。生徒同士、委員会同士や、姉妹校の方々など、自分とは違う考えを持つ人と話し合い、意見を交流することは、たくさんの人の考え方を知ることにつながり、物事をいろいろな視点からみて冷静に判断し、臨機応変に対応していく能力をやしなうことにつながります。
急速にグローバル化が進む現代では、自分の意見をまとめて発表し、それについて議論することで目標を実現していくということと、物事を多角的にみる能力が必要になってきています。私はこのような力を養うための”交流”の場を生徒会の活動の中で行っていこうと考えています。
慣れないことも多いですが、会長を精一杯補佐し、生徒会としての活動を活発に行っていくことで学校生活をより良いものにしていけるように頑張ります。1年間よろしくお願いします。
〇新高1生徒会副会長
この度高1副会長を務めさせていただくことになりました。私は公約であるあいさつ運動の活性化、学校の広報活動、国内外の支援活動の3つの取り組みを中心に行っていきたいと思っています。社会人のマナーの基本である挨拶、学校をより良くしようとする意識を作り出せる広報活動、どんな国ともできるだけ国境をなくして考え、世界規模で動いていく支援活動。これらは、私のモットーとする「今を生かし、これからを創る」につながってくると考えています。この言葉には、これまで受け継がれてきた清心の伝統を基盤に、新しい取り組みを試みることで、向上心のある学校づくりができるという意味を込めています。
会長、副会長のお姉さんをしっかりサポートしつつ、高1の代表として学校に貢献していきたいと思います。一年間よろしくお願いします。
頼もしい三役ですね。支える審議委員も自分たちの活動だけでなく、すばやい対応をいつもしてくれます。先日、急な外国(香港)からのお客様との対談にも笑顔で応じてくれました。
実は私が大学時代、助けていただいた方々です。温かな眼差しは数十年経っても変わりませんでした。昨日、”See you.”と言って別れましたが、学生時代に優しく接してくださったことをいろいろと思い出し、涙が出そうでした。(やっぱり年のせい?)
「大きなことをする必要はありません。
小さなことに、大きな愛を込めればいいのです。」
by マザー・テレサ
感謝と祈りのうちに