中1文化学習1<茶道・華道・坐禅・書道>(4月末・5月初)
2019年05年20日 | 校長日誌
今日は、中1の文化学習をご紹介します。本校のマザージュリープログラム(MJ)の一つで、4月~5月は、aクラス:茶道、坐禅、書道、bクラス:華道、書道、坐禅、cクラス:坐禅、書道、茶道、dクラス:書道、坐禅、華道を学びました。どの先生方も初心者である中学1年生にいつも丁寧に教えてくださいます。ありがとうございます。
茶道(NDホール5階和室&大講義室)
華道(生物教室)
生徒のスケッチにも感心しました。
今回は、華道と坐禅の振り返りをもとにまとめてみました。生徒たちの感性に気づかされることもよくあります。
華道☆学んだことから ・華道は楽しむもの
・必ず水切りをする。そうするとお花が生きる。
・先生はお花のことがすごく好きで大切に思っていらっしゃることがわかりました。
・お花の上手な生け方…「こんにちは」とお花をかたむける。花があいさつするように生ける。
・生け花は少し遠くから見るので、かたむきは変に見えない。
☆感想 ・はじめは?だらけだったけど、友だちと教え合いながら、先生に教わりながら、少しずつだったけど、?から!に変わっていった。
・初めて華道を体験しました。とても大変でいろいろ決まり事もありました。でも楽しかったです。先生方が教えてくださったので、うまく出来たと思います。今日の体験で華道がこんなに楽しい文化だと知りました。これからもやる機会があったらぜひやりたいです!
・バランス良く生けるのがむずかしかったです。色もさまざまな草花たちをたがいにひきたてるように生けられたら、それこそ、「花を生かす」ことができるのかなと思いました。
・とても楽しく、終わるとかなりの達成感があった。次回はさらにうまくできるようにがんばりたい。
・花の角度などに気をつけて、どのように生けたら美しく見えるのか考えながら生けることができました。
・花を切った時に感じる「シャキッ」が快感だった。
・伝統文化について学べたので良かった。
・はじめは全くやり方が分からなかったけれど、先生のアドバイスを生かすことができました。とても楽しかったので、またしたいです。家に花があると心が晴れやかになると思います。
坐禅(マリアンホール)
坐禅 ☆学んだことから ・坐禅は心を無にするものではなく、心の中で考えていることをはなすこと
・一度心の中の考えごとをやめて、心の中を整理することの大切さとその方法を学びました。
・余計なことを考えず、心を無にしたように、苦手なことも苦手だと思わなかったら、普通にできるようになるということ。
・坐禅で大切なことは「思いを手放すこと」それができれば、きらいなこと、人などと付き合っていけるということを学びました。
・坐禅はいろいろな思いを捨てて、心を楽にするのが目的だと分かりました。
☆感想 ・先生が「心をはなすこと」が大事だとおっしゃっていたので、感情的になった時はこの言葉を思い出したいです。
・苦手な人と接するときなども考えを無にしてみんな平等に接することが大切だというお話はとても心に残り、私もがんばりたいと思いました。
・坐禅をした後は、とても落ち着いた気持ちになれました。
・足をくんでうすく目を開ける姿勢が難しかったですが、心を落ち着かせて心臓の音を聞くようにするとちょっと楽かな?と思いました。
・何も考えずに呼吸だけに集中することで、心を落ち着かせることができた。次回は今回以上に心を落ち着かせたい。
・自分の怒りなどをコントロールできると平和な社会が実現できるなと思いました。
・自分の怒りや嫌いという気持ちは自分に邪念があるからだと知りました。心を無に全体を見ればいいのではないかと思いました。今まで気づかなかった色や光、音がしてくる。とてもすばらしいものだと思いました。
・特に自分の気持ちの押さえ方(思いを手放すこと)ができれば、少し大人に近づけるんだなと思いました。私の中学の課題である「自分の気持ちを自分でおさえられるようになる」ということにとても深くつながっていると思うので、「深呼吸」を忘れることなくやっていこうと思いました。
・とても苦労しました。が、やっていると時間が分からなくなってきて、15分やったと聞いてそんなに時間がたったのだとおどろきました。
・みんなは「長かった」と言っていたけど、私は15分も経っていないと思うくらい短く感じた。
書道(書道教室):今年度は、新たに「書道(小筆)」が加わりました。今回、小筆の持ち方や名前の書き方を丁寧に教わりました。中2の国語でも書道を学びます。
その道の第一人者から教えを請うという貴重な機会です。講師の先生方には大変お世話になり、感謝いたします。次のチャンスを大切にしてほしいと思います。
*****************************
「鉄は鉄をもって研磨する。人はその友によって研磨される。
水が顔を映すように、心は人を映す。」(箴言27章17・19節)
*****************************
感謝と祈りのうちに