田園調布雙葉小学校の皆さんと共に (2)
2019年09年11日 | 校長日誌
今日は、出会いの機会をいただいた高校生が感想を書いてきました。なお、田園調布雙葉小学校の皆さんは無事に広島研修を終え、台風のため休校になった翌日、登校して、三日間の研修を振り返られるそうです。
この度は、広島にお越しくださり、ありがとうございました。小学生の皆さんが広島に来られるのを心待ちにしていました。実際に、平和公園内で一緒に祈りの集いを行って、私たちが平和への想いを初心に戻って思い出すことができました。また、原爆資料館内では児童の皆さんが一つ一つの展示物を丁寧にご覧になったり、真剣に原爆について学び、分からないことを遠慮なく聞いてくれたりして、とても嬉しい気持ちになりました。小学生の皆さんはこれからも悲惨な歴史を学んでいくかと思いますが、積極的に平和について学ぶ姿勢を大切に日々を過ごしていってほしいです。田園調布雙葉小学校の益々の発展と皆さんのご活躍を心からお祈りしています。また、いつか会える日をお待ちしています。
私は初めてこのプログラムに参加しました。初めは、小学生とうまく話すことができるかとても不安でしたが、少しずつ互いの緊張がほぐれ、旅館までの道のりでは前から知っていたかのようにお話しできて楽しかったです。また、平和記念資料館をまわった際には、展示品を一つずつじっくり見ている姿を見て、広島の原爆の惨状はこうして語りつがれていくのだなと思いました。短い時間でしたが、共に平和について学ぶことができ、良い経験ができました。ありがとうございました。
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平和を求める祈り…「原爆の子の像」前で一緒に祈りました。
わたしをあなたの平和の道具として、お使いください。憎しみのあるところに 愛を、いさかいのあるところに ゆるしを、分裂のあるところに 一致を、疑惑のあるところに 信仰を、誤りのあるところに 真理を、絶望のあるところに 希望を、闇に光を、悲しみのあるところに 喜びを、もたらすものとしてください。慰められるよりは 慰めることを、理解されるよりは 理解することを、愛されるよりは 愛することを、わたしが、求めますように。わたしたちは与えるから 受け、ゆるすから ゆるされ、自分を捨てて死に、永遠の命をいただくのですから。 アーメン(アシジの聖フランシスコの祈り)…高3宗教の授業でも毎回、この祈りを唱えていますが、特に最近一つひとつの言葉の重みが心に響きます。
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感謝と祈りのうちに