校長日誌

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2019年09年20日 | 校長日誌

先日お伝えしたように、9月16日(月)「広島教区の日」にて、高校箏曲部・高校合唱部・中学音楽部・高校生有志が世界平和記念聖堂保存修理工事終了を記念する演奏会や聖堂見学案内に参加させていただきました。貴重な機会をいただき、ありがとうございました。カトリック学校・幼稚園の子どもたちや聴衆の皆様とも喜びを分かち合えました。また、ダイヤモンド祝(60年)、金祝(50年)、銀祝(25年)というお祝いを受けられた神父様・シスター方に心よりお祝い申し上げます。

高校箏曲部 ♪春の詩集♪

 

日本的要素も取り入れている大聖堂(例えば、松・竹・梅をあしらった窓の形など)に箏の音が柔らかく響きました!

 

中学音楽部・高校合唱部の合唱(二階の聖歌隊席にて)

 

四曲ほどのアカペラ合唱:思わず一階から見上げて聴く人も多くおられました。

 

最後の曲はパイプオルガンの伴奏に合わせた♪Ave Verum Corpus♪

 聖母幼稚園の天使の歌声!

エリザベト音楽大学学生のオルガンとフルート演奏にもうっとりと聞き入りました。その後、外の庭で、広島学院のジャグレンジャーのパフォーマンスに園児たちも大喜び。私たちも大いに楽しませていただきました。

改めて蘇った重要文化財の大聖堂の美しさも必見です。ステンドグラスやモザイク画、シャンデリアなどもすべて一度はずされてきれいにされたり、見た目には耐震・補強がわからないように内部の工事のご苦労をされたりといった説明も簡単に行われました。

この日の準備委員会の皆様方、お世話になり、ありがとうございました。11月24日(日)フランシスコ教皇ご来広のニュースも大きく発表されましたね。38年ぶりの教皇来日に向けて、私たちもお祈りしていきたいと思います。私たち教職員も「教皇フランシスコの5本の指による祈り」を唱えましょうという呼びかけがありました。

10月5日(土)14:30~16:00まで世界平和記念聖堂保存修理工事完成記念講演 「世界平和記念聖堂と村野藤吾~祈りの造形に求めたもの~」も行われます。詳しくはカトリック広島司教区のホームページをごらんください。保存・補強工事のための募金も引き続き行われております。

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原子爆弾により焼け野原となった悲惨な広島の街から、平和の光を世界に発信するために建立された聖堂で祈るわたしたちを顧みてください。わたしたちが生活の中で、フーゴー・ラサール神父の精神とこの聖堂の建立の精神を活かしていくことができますように。(「広島教区の日」ミサでの共同祈願より)

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感謝と祈りのうちに

 

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