校長日誌

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2020年01年31日 | 校長日誌

今日は、生徒たちの発表の機会として、中2のキャリア学習、高Ⅰの個人探究発表、高Ⅱのグループ探究準備をご紹介します。中1は人権・ボランティア学習の講演を拝聴したあと、話し合いでした。今日、振替授業だった中3の「世界のレディー探究」については、別途お伝えします。

中1:5限は、「白い杖SOSシグナルをひろめる会広島」の方による講演でした。例年、ブラインドウォークを実施してきましたが、今年は事前学習として、視覚障害者の講演やミニ寸劇などを通して必要なことを教えていただきました。通学路など身近な生活に根ざしたお話は多くの気づきを与えてくださいました。事後の質問もたくさん出たようです。2月に、自分たちでの実践を経験します。

  

6限は、この一年間のさまざまな取り組みを振り返りながら、SDGsともつなげ、今後、さらに自分が取り組んでいきたいことなどについて話し合っていました。

  

中2:テーマは「10年後の社会」。未来を見据えて、将来の職業像をグループごとにクラスで発表していました。電子黒板や寸劇なども活用し、発表に対する質問も積極的でした。学年末には、代表グループが学年活動としてプレゼンを行う予定です。新たな発想が生まれていて、未来を切り拓く若者たちに感心します。

  

  

高Ⅰ:一人持ち時間約2分という制限時間の中での発表。どのテーマも興味をそそります。一人として同じテーマはなく、考えさせられるテーマばかり。テーマを掲げ、仮説を立て、検証し、考察を深めた結果としての各自の論文を廊下に展示し、お互い読み合っていきます。今日の発表の結果も踏まえて、代表生徒たちの発表が2月に行われます。

   

高Ⅱ:ポスターセッションの準備中。グループによっては早く仕上がっているところもあれば、話し合いにじっくり時間をかけているところもありました。差し棒を使ったり、話し方(売り込み方?)を工夫したり、準備に余念がありません。2月の本番が楽しみです。さまざまな国も登場しますから、ミニ世界市場の取引になりそうです。

  

学年によって切り口は違いますが、どの生徒もこれまで主体的な活動の成果を、皆の前で発表したり、聞いたりしながら、内容を深化させていくことでしょう。同時に、相手に伝えたいことを心から伝えられるよう、練習を積み重ねる機会でもあります。私たち教職員も、生徒たちの活動をしっかりと応援していきながら、さまざまな課題と向き合いたいと思います。

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感謝と祈りのうちに

 

 

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