校長日誌

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2020年02年20日 | 校長日誌

ワクワク授業シリーズとして、中1社会科(地理)と高Ⅱ物理&生物の授業をご紹介します。学年に応じて、一人で静かに考える作業とグループ協働作業のバランスが良くとれていると感じます。

まず、中1地理は、チョコレートクイズを導入にして、カカオ農家を題材とするアフリカに関する授業でした。6通りの家族構成という役割分担から思考を深めていく2時間連続授業で、1時間目は課題に対して一人ひとりがまずよく考え、班ごとにまとめ、発表し、情報を共有していました。

      

教科担当から一言…1回目はゲームを通じてガーナのカカオ産業に関わる人々の生活を疑似体験しました。最初は、私が持ってきたチョコレートに釘付けでしたが、ゲームが進むにつれて、カカオ生産地におけるさまざまな課題を実感していったようです。2回目は、日本の自分たちの生活と結びつけて南北問題や児童労働の問題について考えていきたいと思っています。

      

高Ⅱの物理は、次々と画像を使っての自然界の不思議を解く授業から始まりました。空はなぜ青い? 海はなぜ青い? 光はどのように屈折する? レンズの役割とは? 

    

次々と身近な教材を手にしながら、驚きや納得の声。

教科担当から一言…「科学」の眼鏡(レンズ)をかけることで、身の回りの「実は不思議な現象」に、色がついてみえます。理科を学ぶ意義は、まさにこれにつきると考えています。生徒のみんなも、目をキラキラさせて聞いて考えてくれるので、こちらもがんばれます。

    

 

高Ⅱ生物基礎(文系):MM教室にて、ペアで復習クイズを解くことから始まりました。

    

早いもので年間最後の授業も迫っています。

教科担当から一言…単なる知識の確認も、PCを用いてゲーム感覚で行うと、高校生でもモチベーションが上がります。授業後半では、自分たちがクイズを作る側にもなりました。生徒の皆が素直に反応するので、こちらも楽しくなります。

    

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教訓を真心から望むことが知恵の始まりであり、教訓に心を配ることが知恵への愛である。(「知恵の書」6章17、18節)

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感謝と祈りのうちに

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