校長日誌

一覧へ戻る

2020年11年02日 | 校長日誌

10月31日(土)、今年度の学園慰霊祭を行いました。講堂と教室でのリモート配信を利用した初の試みとして慰霊式を行うにあたり、準備の段階から白浜司教様に大変お世話になり、また、当日も司式を執り行っていただきましたことを深く感謝いたします。高Ⅱ係生徒や高校合唱部・中学音楽部の準備も入念で、心のこもった式となり、学園関係者の御霊に祈りを捧げました。朝からいのちをみつめる貴重な時を過ごすことができたと思います。

朝は全員が教室でスクリーンを観ながら、過ごしました。

まず、『いのちの時間』という絵本の朗読からスタートしました。朗読してくださったのは、本校の放送部講師でもあるフリーアナウンサーの卒業生です。

次に、「心のともしび」シリーズのDVDを観ました。この度は、改めて追悼の意味を説明してくださっていることから、同じカトリック校でもある京都の洛星中学・高等学校の阿南校長先生による「追悼ミサについて」を視聴しました。

  

調整室からは放送部員がいつも進行役を務めてくれます。前日のブログでもお伝えしたように、この度はご遺族をお招きできなかったので、ご遺族の方々に思いを馳せながら、小さな花を折りました。画面とプリントを使い、じっくり見ながら丁寧に折っていました。あとの式では、これを生徒たちの献花として奉納しました。

  

10時から慰霊式を講堂で行いました。高Ⅱ係生徒たちが進行・朗読などの役を務めました。

  

係生徒、中1、高校合唱部・中学音楽部以外の生徒たちには教室への配信という形式をとりました。

司教様のお話は胸に迫る内容でした。

共同祈願・献花

    

  

合唱部の鎮魂歌が会場内に静かに響き渡りました。

 

 

今日のようすをお手紙という形で、後ほどご遺族の皆様にはお届けいたします。

************************

亡くなられた方々の永遠の安息をお祈りいたします。そして、私たちも今、生かされている命を受け止め、日々を大切に生きていきたいと思います。

************************

感謝と祈りのうちに

 

一覧へ戻る