校長日誌

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2022年05年14日 | 校長日誌

5月13日(金)は、1906年に創立者マザー・ジュリーが福者に認定された日です。この日の前後に、本校では創立者記念行事を行っており、今年度は5月7日に世界平和記念聖堂と校内でお祝いしました。

カトリック教会では、福者・聖者という尊称がバチカンの調査などを経て、信仰・徳の深い人に送られます。(冒頭の写真に写っているマンガ『聖ジュリー物語』は卒業生によって描かれました。本校の電子図書館でも読めます。)

そのような記念日の今日、倉敷の修道院から、シスター方お二人(創立期に広島にいらっしゃったシスター)がお越しになりました。新しいホールもごらんくださり、「私たちはチースリク神父様(本校の創設のために奔走してくださったイエズス会の神父様)たちとも親しくさせていただきました。」といったなつかしいお話をされるお姿や、「こうして訪ねることができて本当にうれしいです。」と優しく微笑まれるお姿そのものがマザー・ジュリーのように思えました。

福者ジュリーは、1969年6月22日に列聖されたので、現在は聖ジュリーと呼ばれています。その聖ジュリーの精神でつながっている姉妹校から新たに連絡がありました。ナイジェリアのNotre Dame Girls Academy です。今後、何らかの形で交流ができたら…と思っております。

「ナイジェリアの姉妹校との交流について  ( シスターコリピオ訳)

先日、ナイジェリアのカワラ州にあるNotre Dame Girls Academyの校長、シスター・リタ・エゼクウェムから清心に連絡があり、生徒たちの交流を始めないかと誘われました。 その後、シスターから「Facebookで配信しているイベントを見に来ないか」というお誘いがありました。

「切り絵の展示会」というイベントは、私たちの学校の文化祭のようなものでした。また、特別ゲストとして、地元のカトリック教区の長、カワラ州の知事、さらには地元のゲストの方々をお招きしていました。 

Notre Dame Girls Academyは新しい学校ですが、年々その名声は高まり、開校以来すでに生徒数は3倍になっています。両校の間で楽しい交流が生まれることを期待しています。」

なお、学園祭について、多くの皆様に予約申込をしていただき、ありがとうございました。一方で、期日や定員の関係で申込できなかった皆様、申し訳ございませんが、次回のイベント情報などでお会いできる日をお待ち申し上げます。

在校生は、来週実施の第1回テストに向けて取り組んでいます。各姉妹校の皆さん同様、勉学やさまざまな活動に精一杯励んでほしいと願っています。

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”わたしのいとしい娘よ、しっかり勇気を出してください!よき神さまは、あなたの支え、力、慰めとなられます。”(『聖ジュリー・ビリアートの手紙』1801年7月2日より)

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感謝と祈りのうちに

 

 

 

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