校長日誌

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2022年08年05日 | 校長日誌

8月1日にイエズス会のカトレット神父様がお亡くなりになりました。本校では、2007年から2011年まで、宗教科の非常勤講師として、主に高校生がお世話になりました。永遠の安息をお祈りいたします。8月5日(金)に東京のイグナチオ教会でご葬儀が行われるとのことです。この知らせを聞いた日の夕方、とても幻想的な夕空…、小さな月がくっきりと光っていました。

当時のカリキュラムでは、文系の生徒たちの選択科目として設けられた「聖書」という授業も担当されました。少人数のアットホームな雰囲気の授業で、カトレット神父様の柔やかな笑顔が今も思い出されます。たくさんの著書もあり、私がそばに置いているのは、『目で見る聖書入門』シリーズです。神父様のイラストがとてもお茶目で、授業でも黒板によくイラストを描いていらっしゃいました。

この時期は、皆様も天国に召されたご家族、ご親戚、ご友人、さまざまな方々を偲び、祈りを捧げられるときだと思います。今日の午後からカトリック広島教区では、平和行事が開催されます。前回の日誌では、生徒たちが作成した聖堂案内の動画をご紹介しましたが、もう一つ、午後6時半より行われる「平和のための集い」(原爆供養塔前にて日本聖公会との合同行事)で、本校代表生徒が祈りを担当いたします。後日、生徒たちの作成した「平和アピール」を掲載したいと思います。

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マタイによる福音書 6章14・15節 …「和解するように努めよう」

ローマの信徒への手紙6章3節… 「人生の巡礼を歩みながら、愛と平和を心の内に保っていく」

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感謝と祈りのうちに

 

 

 

 

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