中高社会部 夏期研修旅行 in 兵庫(姫路、明石、神戸)
2015年09年05日 | クラブ
社会部は毎年夏休みに1泊2日の研修旅行を行っています。
今年は,7月31日~8月1日に,兵庫県の姫路市,明石市,神戸市に行きました。
1日目はまず,姫路城。今年の春,平成の大修理を終えてリニューアルしたばかりで,
真っ白に輝く「白鷺城」を見学できました。
次は日本標準時となっている東経135度線上にある明石市立天文科学館へ。
科学館の中やその周辺のあちらこちらに東経135度線を示す表示があり,
興味深かったです。
また,科学館からは本州と淡路島を結ぶ明石海峡大橋が見え,
その壮観な姿に驚きました。
その後神戸へ。神戸市立博物館では,
有名なフランシスコ・ザビエルの絵の本物が展示されていました。
また,ちょうどボヘミアングラスの特別展が行われていて,
キラキラ輝く美しいグラスに感動しました。
2日目は,神戸市内の見学。西洋風の異人館街や中華街(南京町),
イスラームのモスクや関帝廟などを見学して,
世界の様々な地域の人々や文化が集まっている国際港湾都市神戸の姿を見ることができました。
モスクでは,イスラーム教徒の方にお話を伺い,
“イスラームの教えは社会の中の弱い立場の人々に優しいもの”
ということを知ることができました。
中国の『三国志』の英雄関羽を祀る関帝廟は,中国らしい華やかな廟でした。
最後に阪神淡路大震災で崩れた港の跡を見学し,
震災後の復興についても考えることができました。
猛暑の中,かなりの距離を歩くハードなスケジュールのフィールドワークでしたが,
みんな元気に見学することができ,沢山の新しい発見がありました。
2学期のクラブ活動で,事前に調べたことや見学したことをまとめ,
来年度の学園祭で発表します。
部長のコメント
「個人的に印象に残っているのは神戸の異人館です。少し坂を登った先にあったのですが,
明治に建てられた建物はどれも,外観も,中のアンティークの調度も可愛かったです。
この旅行で,事前学習も含めて兵庫について色々なことを知ることができ,
部員同士の仲を深めることができたと思います。
これから事後学習を頑張っていきたいです。」