総合文化祭放送文化部門最優秀賞を受賞して ~放送部生徒報告~
2019年11年13日 | クラブ
11月10日に第43回広島県高等学校総合文化祭放送文化部門・第30回広島県高等学校放送文化コンクールに出場し,最優秀賞をいただきました。
この賞をいただけたのは普段の積み重ねはもちろん、元気な後輩さんからのエール,優しく接して下さったお姉さん,練習環境を整えてくださった顧問の先生,親身に練習に付き合ってくださった講師の先生,そして何より,いつも隣でお互い競い合いつつ,一番の味方であった放送部員のおかげです。
今回の大会では,特に読み方で苦戦していました。いわゆる“スランプ”に陥って,どう読めばよいのか,何が正解なのかを直前まで悩み続けていました。あの人みたいにうまくなりたい,でも自分には何が足りないのか,どうしてできないのか…どうしても自分で解決できず,講師の先生に相談をすることにしました。すると,「人はみんな違うから,自分の個性を大切にしなさい」という返答をいただきました。当たり前の言葉のはずなのに、
あの時の私には,ぽっかりと空いていたパズルを埋める最後のピースが見つかったかのように響きました。私がずっと憧れていた他校の3年生の先輩は,一文一文に力を込めて読んでいるわけではないのに,一言一句が心に沁みる読み方をされる方でした。それに対して私は,声が一直線過ぎて,表現を人より多くしなければなりません。みんなとは違う,私自身の個性を皆に。そう志して舞台に立ち,あの憧れの先輩の後を継いで最優秀賞をいただきました。
今回の結果を新たなスタートの一歩として受け止め,来年2月の中国大会,8月の全国大会でも良い結果を出せるよう,これからも一層努力を続けていきます!
みんなありがとう!