今日の清心

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2019年06年03日 | 委員会

5月31日付「校長日誌」でもご紹介した,Sr.ロレイン,Sr.フアナ,Sr.三宅との座談会に参加した中学3年生が感じたこと,考えたことを書いてきてくれました。どうぞお読みください。

 

この座談会では主にアフリカの現状についてのお話をうかがいました。コンゴ民主共和国はアフリカの中でも特に貧しく,人身売買が横行しているそうです。また,国の面積は広いのに道路整備が細部まで行き届いておらず,周辺の国の人々が石油などの資源を運ぶためにトラックで2,3日待たされるのは当たり前だそうです。

私は昨年の西日本豪雨災害のとき,道路が崩れ,渋滞して2,3時間バスに乗っていたことがありました。けれども,2,3時間よりさらに長い2,3日を待つのが当たり前というのは相当大変なのだと改めて実感させられました。

ナイジェリアはアフリカで唯一人口が一億人を越えているにもかかわらず,学校が少なく,雨が降ると通学路が水びたしになって通れないそうです。また,電気の通っている地域が少なく,もちろんインターネットもつながりません。私たちが普段何げなくしていることもナイジェリアの人々にとっては特別なのだと感じました。当たり前と思わず,一日一日に感謝して過ごさなければいけないなと思いました。このような貴重なお話をしてくださったシスター方,本当にありがとうございました。

(Y・Nさん)

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