広島学院図書委員さんとの交流会 ~高校図書委員~
2019年07年17日 | 委員会
7月12日(金)に,本校図書館において広島学院の図書委員の皆さんと,交流会を楽しみました。
まず行ったのはビブリオバトル。5分間で行う,おすすめの本の書評合戦です。清心,学院,両校の代表計4名が,みんなに読んでもらいたい本を熱紹介しました。
ビブリオバトルで紹介されたのは次の4冊です。
・清心高Ⅰ Oさん&Mさん →ttkk(Kaori)『今日も嫌がらせ弁当』(三才ブックス)
・学院高2 Kくん → 太宰治『畜犬談』
・清心高Ⅱ Tさん → 稲垣栄洋『植物はなぜ動かないのか』(ちくまプリマ-新書)
・学院高2 Mくん → 佐野徹夜『君は月夜に光り輝く』(メディアワークス文庫)
学院も清心も試験直後ということで,それぞれに準備不足を嘆きながらも,どの紹介も本を「読んでみたい」と思わせるものばかり。本への愛情がしっかり伝わってくるプレゼンでした。見事今回のチャンプ本(読んでみたいと思った人が最も多かった本)に輝いたのは,『植物はなぜ動かないのか』でした。
ビブリオバトルの後は,図書館見学をしながら各自が気になった本を手に取り,お互いに紹介し合う時間を設けました。本を通じての交流会です。さらに図書館や図書委員の活動についての情報交換も行いました。あっという間の2時間半,お互いに本当に良い刺激になりました。
図書委員の感想をご紹介します。
「各自が目にとまった本を持ち寄った際,学院の図書委員さんが持ってきた本が,普段あまり清心生には注目されない本だったので,新鮮でした。例えば『在日特権の虚構』,『会社四季報 業界地図』などです。」
「特に印象的だったのは,“本を大事にしよう”という意識の高さです。雨の日には本が濡れないようビニール袋に入れるとか,返却の際にはface to faceで受け取り,その場で本の傷みなどがないかを確認する,ということを実践しているとのこと。その結果,紛失本が激減したそうです。本の貸出冊数や延滞にばかり意識が向きがちな私たちにとって,原点を教えていただいたと思います。」
この日の交流会の記事が,広島学院さんのホームページ(7月16日のブログ)にも紹介されています。ぜひご覧ください。