清友会活動のご紹介
2020年06年16日 | 委員会
先日放送にて行われた中学の生徒会である清友会の役員・委員任命式で,清友会長と副会長が行った挨拶の一部をご紹介します。
清友会長Yさん
私の公約は,「各々の個性が輝く清心」です。「個性が輝く」とは,自分の持ち味を最大限に生かすという意味です。そのために,これまでの伝統を残しつつ,変えるべき部分は刷新していきたいと思います。また,実践目標として,他の委員会と協力した取り組みを行うこと,たてわり活動の推進,行事での係の働き方改革,この3つを柱にします。
この休校中,中国新聞に面白い記事がありました。「思いやり四則算」は,「助ける」「引き受ける」「気にかける」「いたわる」というものです。それぞれの中に加減乗除の記号を表わす言葉が入っています。ある寺のお坊さんが,「今日の一言」として書いている掲示の内の1つだそうです。新型コロナウイルスの影響で,一室に集まれなかったり,難しいこともあったりするからかもしれませんが,この思いやり四則算のように,今だからこそ感じられるものや,できることもあると思います。清友会の活動においても,できる範囲で力を尽していくつもりです。
審議委員の皆さんの力も借りながら一年間頑張っていきます。ご協力よろしくお願いします。
清友会副会長中3Mさん
皆さんは,「新しい生活様式」を習慣として取り入れ始めることができていますか。学校内では,登校時間の変更,机の消毒などが行われています。たくさんの項目の中に,「すれ違う時は距離をとるマナー」というものがあります。今まで,親しい人とすれ違う時,その人のところまで駆けより,至近距離で話すというのが日常の風景でした。しかし,今では大切な人だからこそ距離を保つことがお互いを大切に守るためのマナーになるのです。私は,初めてこれを聞いたとき,もう「コロナの前」の社会に戻ることができないという現実を突きつけられたような気がして,少し寂しかったです。
今清友会では,「たてわり活動」にかわる新しい学年を越えたコミュニケーションの場を考えています。このような状況の中でも楽しめるようにするため,そして学校をよりよい場所にするため,日々励みたいと思います。生徒の思いが反映される学校にしたいと考えているので,何か困っていることなどがあれば,教えてください。活動にご協力をお願いします。
清友会の副会長には,中2の代表が学期ごとに1名ずつ就任します。中2副会長の挨拶は,また日を改めてご紹介します。清友会活動にも,新型コロナウイルスの影響が強く表れています。でも,2人の挨拶からは強いパワーを感じます。私たちも一緒に頑張ります。