学園祭実行委員会の活動報告~Part 7 「引き継ぎ会1」
2020年07年14日 | 委員会
学園祭実行委員会では,毎年1年間かけて学園祭の準備をします。主体となって活動するのが高Ⅱの学園祭実行委員です。学園祭が終わると,一つ下の学年へ引き継ぎを行います。今年の学園祭は行われませんでしたが,67期高Ⅱの学園祭実行委員も68期高Ⅰにバトンを引き継ぎました。
引き継ぎ会の中で高Ⅱの学園祭実行委員がそれぞれの思いを話し,来年度の学園祭が成功するようにエールをおくりました。
プログラム係のFさんのコメントです。
こんにちは。学園祭実行委員会です。まずは,学園祭が中止となる直前までご支援いただきました先生方,保護者の皆様,生徒の皆さん,ありがとうございました。
私が学園祭実行委員会に入ったのは,高校1年生のときでした。同じ部活の先輩が学実として活躍されているのに憧れて入りました。67期の学実のほとんどは中学1年生のときから入っていたので,うまくなじめるのかと不安も少しありました。しかし,そんな不安はまったくもつ必要はありませんでした。委員会のみんなは優しく私のことを受け入れてくれ,いろいろと教えてくれました。同じ係の子をはじめ,みんなが分からないことを教えてくれたこと,とてもうれしかったです。
私たち67期の学実はいつも笑顔がたえませんでした。毎回,委員会が終わったあとは下校時刻ぎりぎりまで話し合ったり,活動したりしました。3月の休校中も特別に許可をいただき,運営に向けて準備をしました。そのような状況の中でも笑顔があふれていました。そんな私たちだからこそ,きっと素晴らしい学園祭ができる自信があったので中止が決まったときは本当にかなしく,悔しかったです。
ですが68期の委員会のみんなは,来年の学園祭に向けて今からとてもがんばってくれています。私たちにできることは,精一杯後輩のサポートをして,学園祭の運営を支えることです。まだまだ大変な状況は続きますが,来年こそ学園祭が立派な形で開催できるよう,これからも温かいご支援をよろしくお願いします。
委員長
引き継ぎ会で,委員長のSさんが行った挨拶の一部をご紹介します。
中1の頃から憧れていた腕章やトランシーバーをやっと使えると思い,昨年の学園祭終了後から約一年間,67期が主体となり,試行錯誤しながらも一生懸命準備を重ねてきた学園祭が中止になってしまい,委員一同残念な気持ちでいっぱいです。しかし,私がこの経験を通して得たものも多くあるなと思います。
まずは,信頼できる仲間です。学園祭という大きな目標に向かって共に努力を重ねてきた中で,様々な問題が発生したり,準備が忙しく大変な時期もありましたが,皆で意見を言い合ってどうすればいいのかを考えたり,相談に乗ったり,励ましたりして,67期の委員全員で乗り越えてきました。これらの経験を通して,友達とはまた違った定義の,信頼できて,時には議論できて,支えあえる大切な仲間に出会えました。この67期のメンバーだったからこそ,臨機応変に対応でき,最後まで諦めずに準備を続けることができたのだと思います。高校生の時にこのような仲間と出会えたことは,本当にありがたいことであると思います。
また,長い間お世話になった参与の先生に出会えたことも嬉しいことの一つです。お忙しい時も気にかけてくださったり,私たちが委員会を進めやすいようにサポートしてくださったりと,とても感謝し尊敬しています。
学園祭ができない悔しさは変わりませんが,貴重な経験を通して得た多くのものをこれからの人生の糧にしていきたいと思っています。
新年度になって初めての委員会で,無事に次期委員長・副委員長も決まり,来年度の学園祭に向けて準備が始まりました。来年度の学園祭が成功するよう,経験値が足りない分しっかりと引継ぎをしてサポートしていかなければと思っています。